スペインでの語学学習のリアル|ワーホリ中に語学学校は必要?
「スペインでワーホリするなら、語学学校に通った方がいいの?」
実際にマラガで1年ワーキングホリデーを過ごした私の結論は、語学学校には通わなくていいです。
もちろん目的や状況によって違いますが、私自身は語学学校に使うお金で、ローカルのバルに通うことを選びました。その理由と、そこで得られた驚きの語学習得法を紹介します。
語学学校が不要だと思った3つの理由
1. ワーホリは「働けるビザ」=時間が限られている
語学学校は1日3〜4時間のクラスが基本。スペイン語を学ぶには良い環境かもしれませんが、限られた1年の中で、授業に時間を取られるのはもったいないと感じました。
特にワーホリは「働ける」ことが最大の特徴。語学学校に通うより、働きながら実践で学んだ方が効率的です。
2. 授業だけでは話せるようにならない
教科書や先生との会話では、実生活のスピードやクセのある表現に対応できません。
例えばスーパー、職場、バル、ルームメイトとの会話…。日常の中にこそリアルなスペイン語があります。
3. 学費が高い=コスパが悪い
マラガの語学学校の相場は、1ヶ月400〜600ユーロ。しかも教材費が別だったり、祝日で休講になってしまうこともあります。
だったら私はこう考えました:
「1杯2ユーロのビールを200杯飲んで、ローカルと200回話した方が良くない?」
私がスペイン語を身につけた方法|バルに通う
私が選んだのは、ローカルの酔っ払ったおじいさんしかいないようなバルに毎日通うことでした。
そこには英語も日本語も通じない空間。最初はほとんど会話になりませんでしたが、毎日通って話しかけるうちに、彼らも少しずつ私に気を許してくれるように。
そして気づいたのは、彼らは毎日同じ話をすること。つまり、それが復習になるんです。
- 今日の天気
- 昔話
- 政治のグチ
「昨日も言ってたなこの話…」と思いながら、自分が反応できるようになると話題が進む=次のステップに進める。
この繰り返しが、語学学校では絶対に得られない生きた学習でした。
もし語学学校に行くなら「学生ビザ」の方が向いている
もちろん「スペイン語を体系的に学びたい」「資格を取りたい」という人には語学学校も選択肢です。
ただしその場合、最初から学生ビザで来た方が断然お得。ワーホリで来ると、語学学校の費用がそのまま自己負担になります。
スペインビザの種類と比較|2025年最新版も参考にして、自分に合った方法を選びましょう。
また、ビザの申請情報については以下の公式サイトも確認をおすすめします:
まとめ|「学ぶ」より「話す」ことが最短ルート
ワーホリはたった1年。「学校で勉強する」より「街で話す」方が、使えるスペイン語が身に付きます。
語学学校に数十万円払う前に、ローカルバルでおじいさんと乾杯してみる。それが、私がたどり着いたスペイン語学習法です。