住む場所は“快適な国”がいい。僕がスペインを選んだ理由
【移住先、決定】
情熱の国スペインで見つけた“ちょうどいい暮らし”
ノルウェー生活はコロナの影響で、思ったように働けなかったけど、フィヨルドや「トロルの舌」など、ずっと行きたかった観光地にはなんとか行けて、個人的には満足。でも、当初の予定だった“がっつり稼ぐ”は正直叶わず。気づけばワーホリが使える最後の年になってた。
最後の国は「攻める」。選んだのはスペイン
カナダ・ドイツ・ノルウェーでは、念のためレストランで働いていた。どの店でも「戻ってくるならビザ出すよ」と言ってくれてたのはありがたかった。だから、英語圏ならこのまま何とか生きていけそうだったけど、最後のチャンスは「攻める国」にしたいと思って選んだのが――スペイン。
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スペイン語、ゼロ。でもなんとかなる。
スペイン語はまったく話せなかった。でも、地元のバルで毎日おじいちゃんと話すうちに、気づいたら“通じるスペイン語”が話せるようになってた。語学って、やっぱり現地での会話がいちばん身につく。
選んだのは「マラガ」
スペインの中でも選んだのは、アンダルシア地方のマラガ。理由はシンプルで、「英語が通じにくいからスペイン語を学べる」って思ったから。バルセロナやマドリードみたいな大都市だと、結局英語で何でも済んじゃって、語学習得には不向き。その点、マラガは:
- 年間300日が晴れ
- 海もあって自然が豊か
- 街のサイズもちょうどいい
- ごはんもシンプルでうまい
- スペイン語オンリーの環境あり
これがもう、自分にドンピシャだった。
意外と重要な“トイレ”の話
あと、ちょっとマニアックだけど、トイレが無料でキレイってのがめっちゃ大事。海外だと「トイレは有料」「汚い」「紙がない」が普通なんだけど、マラガは観光地やショッピングモールのトイレでも無料で清潔。こういう「小さな快適さ」が、“住む”には超大事だったりする。
ビザサポートも得て、いよいよ本格移住へ
マラガで働いたレストランが、ビザサポートを申し出てくれて、2年後、ようやくスペインでの就労ビザが下りました。ここからが、自分の本当の意味での海外生活のスタート。そしてここからは――本格的に、彼女探しも始まります(笑)
【最後に】
ヨーロッパって、いい意味で「ゆるくて自由」。スペインのビザが取れれば、EU圏ならどこでも働けるし、ちょっと飛行機に乗れば、全然違う文化と言語の国に行ける。そのうえ、物価も抑えめ、料理もうまい、トイレも快適(笑)
最初は「モテたい」とか「外国人と付き合いたい」っていう理由だったけど、気づけば、「どこでどう生きていきたいか」っていう人生そのものを考えるようになってた。