【2025年最新版】マドリードで絶対食べたいご当地グルメ7選&スーパーで買えるお土産5選
マドリードはスペインの首都として、歴史的な観光スポットだけでなく、グルメの街としても魅力的です。ボリューム満点の煮込み料理から、地元の人々に愛されるB級グルメ、そして伝統スイーツまで、食文化は多彩。さらにスーパーでは、日本ではなかなか手に入らないスペインならではのお土産も豊富に揃います。この記事では、在住者目線で「絶対食べるべきグルメ7選」と「スーパーで買えるお土産5選」を詳しく紹介します。
マドリード観光を計画している方はこちらの記事もおすすめです:
【2025年最新版】バルセロナで絶対食べたいご当地グルメ7選&スーパーで買えるお土産5選、
マドリード観光完全ガイド【2025年最新版】。
マドリードで絶対食べたいご当地グルメ7選
1. コシード・マドリレーニョ(Cocido Madrileño)
マドリードの冬を代表する名物料理で、ひよこ豆をベースに牛・豚・鶏肉、キャベツやにんじん、チョリソなどの具材を数時間じっくり煮込んだ具沢山シチューです。まずは旨味が凝縮したスープを「一皿目」として楽しみ、その後、豆や肉を盛り合わせた「二皿目」を味わうのが現地流。スープの濃厚さとひよこ豆のほっくりとした食感が、寒い季節の心と体を温めます。
2. カジョス・ア・ラ・マドリレーニャ(Callos a la Madrileña)
牛の胃袋(トリッパ)をパプリカ風味のトマトソースでとろとろに煮込んだ料理。香ばしいパプリカとスパイスが効いた奥深い味わいで、ぷるんとしたコラーゲン質の食感がクセになります。地元の人々はパンをスープに浸しながら食べるのが定番。特に冬場はビールや赤ワインと一緒に頼むと絶妙な組み合わせです。
3. ボカディージョ・デ・カラマレス(Bocadillo de Calamares)
サクッと揚げたカラマリ(イカのリングフライ)をバゲットに挟んだ、マドリードのB級グルメの王様。ソースは使わずシンプルに仕上げるのが地元流で、レモンを少し絞れば爽やかな味わいに。マヨール広場周辺には、このカラマリサンドの専門店が数多く並び、地元客も観光客も食べ歩きを楽しんでいます。
4. オレハ・ア・ラ・プランチャ(Oreja a la Plancha)
豚の耳を鉄板でカリッと焼いたタパス料理。外は香ばしく、内側はコリコリとした独特の食感が魅力です。オリーブオイル、にんにく、パセリで香りづけされ、ビールとの相性は抜群。初めて食べると驚く人も多いですが、スペインならではの食文化を体験できる一品です。
5. ウエボス・ロトス(Huevos Rotos)
「壊れた卵」という意味の料理で、香ばしく揚げたポテトの上に半熟卵を乗せ、黄身を崩してポテトに絡めて食べます。生ハム(ハモン)やチョリソをトッピングすることも多く、濃厚な卵のコクと塩気のある具材が絶妙なハーモニーを生み出します。シェアしながらワインやビールと一緒に食べるのが人気のスタイルです。
6. ソパ・デ・アホ(Sopa de Ajo)
にんにくの旨味を存分に引き出したスープで、チキンブロス、パプリカ、パン、卵を加えて煮込んだシンプルな一品。スープの香ばしさと卵のとろみが口の中で一体となり、寒い夜に飲むと体の芯から温まります。まさに家庭的で素朴な味わいが魅力のマドリード名物です。
7. トリハス(Torrijas)
マドリードで愛される伝統スイーツで、フレンチトーストに似たデザート。パンを牛乳と卵に浸し、香ばしく焼き上げて砂糖とシナモンをまぶします。外はカリッと、中はふわふわで、口に入れると優しい甘みとスパイスの香りが広がります。特に聖週間(セマナ・サンタ)の時期には街中で多く見かけますが、カフェやレストランでも一年中楽しめる人気の一品です。
マドリードのスーパーで買えるご当地お土産5選(日本への持ち帰りOK)
1. マドリード産オリーブオイル
スペインは世界屈指のオリーブオイル生産国で、マドリード近郊でも高品質なオイルが手に入ります。スーパーなら500ml瓶で10ユーロ前後と手頃。
日本への持ち帰り: スーツケースに入れれば持ち帰り可能。缶タイプが破損しにくくおすすめ。
選び方: 「エキストラバージン」「ピクアル種」などの表記をチェック。
2. マンチェゴチーズ(缶詰タイプ)
スペイン名物のマンチェゴチーズ。生のものは日本に持ち帰れませんが、缶詰タイプならOKです。濃厚でクセの少ない味わいはワインのお供に最適。
日本への持ち帰り: 缶入りや真空パックなら問題なし。
おすすめ: 「El Gran Cardenal」ブランドはスーパーでよく見かける定番。
3. マルコナアーモンドのお菓子
「マルコナ種」はスペイン特有の高級アーモンドで、濃厚でコクのある味が特徴。シュガーコーティングや塩味ローストなどバリエーション豊富。
日本への持ち帰り: ナッツ類は問題なく持ち帰り可能。軽くて割れにくいのでお土産向き。
4. スペイン産ワイン(リベラ・デル・ドゥエロ)
マドリード周辺でも人気が高い赤ワインの産地。スーパーなら10ユーロ前後で高品質な一本が購入可能。
日本への持ち帰り: 未開封ならOK。液体なので預け荷物に入れる必要があります。
5. スペイン産はちみつ(ローズマリー・オレンジフラワー)
スペインでは、花の種類によって風味が異なるフレーバーはちみつが人気。パンやヨーグルトに合わせると現地の朝食気分が味わえます。
日本への持ち帰り: 液体ですが未開封であれば問題なし。ガラス瓶は割れないよう梱包を。
まとめ
マドリードは観光地巡りだけでなく、スペインらしい食文化を堪能できる街。今回紹介したご当地グルメとスーパーのお土産を参考に、現地ならではの味を思い切り楽しみ、日本に帰ってからもその余韻を味わってください。