2025年11月18日
🍤 【現地在住者厳選】セビリアで絶対食べたい絶品タパス20選!おすすめバルと巡り方
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このページの目次
🍽️ タパスの基本!絶対に外せない定番メニュー5選
まずはセビリアのバルで誰もが頼む、タパスの王道中の王道からご紹介します。これらを食べずしてセビリアは語れません!
1. ハモン・イベリコ(Jamón Ibérico)
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言わずと知れたスペインの誇る最高級生ハム。特に**ベジョータ(Bellota)**と呼ばれるドングリを食べて育ったイベリコ豚の生ハムは、口に入れた瞬間に芳醇な脂の旨味がとろけます。
ケイの一言:切り立ての美しいピンク色のハモンと**シェリー酒(ヘレス)**の相性は抜群です!
2. トルティージャ・デ・パタタス(Tortilla de Patatas)
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スペイン風オムレツ。ジャガイモと玉ねぎをたっぷり使い、ふっくらと焼き上げた定番。セビリアでは半熟でトロトロの**フアポ(Juapo:イケメン)**なトルティージャが人気です。
3. クロケッタス(Croquetas)
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クリーミーなベシャメルソースに、ハモンやエビなどを混ぜて衣をつけて揚げたコロッケ。外はサクサク、中はトローリとした食感がやみつきになります。
ケイの一言:私は今働いているレストランの**ハモン・イベリコ入り**が一番好きです!お店ごとに味が違うので、ぜひ食べ比べをしてみてくださいね。
4. パタタス・ブラバス(Patatas Bravas)
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フライドポテトに、ピリ辛のブラバソースとアイオリソースをかけた料理。ビールのおつまみに最適です。
5. チョリソ・アル・ビノ(Chorizo al Vino)
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スペインのソーセージ「チョリソ」を赤ワインで煮込んだタパス。ワインの渋みとチョリソの濃厚な旨味が絡み合い、寒い季節にもぴったりな温かいタパスです。
🍻 地元ガイドと効率良く!セビリアタパス巡りツアー
「どのバルに入ればいいかわからない」「地元の人しか行かない隠れた名店を体験したい」という方は、プロのガイドが案内する**タパス&バル巡りツアー**への参加がおすすめです。効率良く美味しいタパスとシェリー酒を楽しめます!
🐟 海の幸を味わう!新鮮な魚介タパス5選
セビリアは海に面していませんが、近隣のウエルバやカディスから新鮮な魚介が毎日届きます。フリット(揚げ物)やアヒージョで魚介を堪能しましょう。
6. プルポ・ア・ラ・ガジェガ(Pulpo a la Gallega)
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ゆでたタコにオリーブオイルとパプリカパウダー、塩を振った、ガリシア地方発祥のタパス。柔らかいタコの食感とパプリカの香りが食欲をそそります。
7. ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al Ajillo)
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エビをオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪で煮込んだアヒージョ。熱々のオイルにバゲットを浸して食べるのが最高の楽しみ方です。
ケイの一言:この料理は**「ガンバス・ピルピル(Gambas Pil Pil)」**と呼ばれることもあります。ピルピルとはバスク語で「油が跳ねる音」を意味し、アヒージョと同じく、グツグツ煮えたオイルの旨味を楽しむ料理です。オイルはパンを頼んで最後まで残さず食べるのがセビリア流です。
8. ペスカイート・フリート(Pescaito Frito)
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**「フリット(揚げ物)」**はセビリア名物の一つ。特に小魚のフリットはアンダルシア地方の海鮮バルの代名詞です。**アドラビートス(Adobitos:魚の酢漬け揚げ)**など、様々な種類を楽しめます。
9. ボケロネス・エン・ビナグレ(Boquerones en Vinagre)
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イワシの酢漬け。生イワシを酢とオリーブオイルに漬け込んでおり、さっぱりとした酸味がシェリー酒によく合います。
10. コキーナス(Coquinas)
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アサリよりも小ぶりなセビリア周辺のバルで人気の貝。セビリア市に海はありませんが、毎日、近隣の**ウエルバ県**から新鮮なものが運び込まれます。ニンニクと白ワイン、パセリで炒めるのが一般的で、貝の濃厚な旨味が楽しめます。
ケイの一言:旨味が凝縮されていて、一度食べたら止まらなくなります!白ワインやフィノとの相性は最高ですよ。
🍽️ 旅の思い出を料理に!セビリア料理体験
本場スペインでタパスやパエリアなど**スペイン料理を作って食べてみる**のも、とてもいい経験になります!料理を通して文化を深く知る、旅の上級者向けアクティビティです。
🍖 旨味が凝縮!セビリアならではの肉タパス5選
豚肉や牛肉を使った、セビリア周辺の郷土色豊かなボリューム満点の肉料理をご紹介します。
11. ソロミージョ・アル・ウイスキー(Solomillo al Whisky)
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**セビリア名物**の豚ヒレ肉のステーキを、ニンニクとウィスキー、レモンで作った特製ソースで煮込んだ料理。ソースの味が店ごとに違うため、食べ比べする価値があります。
ケイの一言:ウィスキー風味といってもアルコールはほとんど飛んでいるので、お酒が苦手な方もぜひ!
12. カリージャ・イベリカ(Carrillada Ibérica)
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イベリコ豚のホホ肉の煮込み。赤ワインやシェリー酒で長時間煮込まれており、フォークを入れるとホロホロと崩れるほど柔らかい極上のタパスです。
13. セクレト・イベリコ(Secreto Ibérico)
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イベリコ豚の肩ロースの奥にある希少な部位。焼くと脂身が溶け出し、ジューシーで香ばしい旨味が楽しめます。「秘密(セクレト)」と呼ばれる通り、精肉業者もなかなか教えない特別な部位です。
14. フラメンキン(Flamenquín)
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ハモンを薄い豚肉や鶏肉で巻き、衣をつけて揚げたもの。コルドバ発祥ですが、セビリアでも人気です。
ケイの一言:美味しいですが、揚げ物で**かなり重たい**です!二人でシェアするのがおすすめ。一人で頼むと他のタパスが食べられなくなっちゃいますよ(笑)。
15. モハマ(Mojama)
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マグロの塩漬け乾燥肉。ハモンに似た食感と濃厚な魚の旨味があり、薄くスライスしてオリーブオイルをかけていただきます。セビリアのバルでもよく見かける珍味です。
ケイの一言:私が働いているモダンなレストランでは、細かくダイス上にカットし、付け合わせのような形で提供して、食感と風味のアクセントにしています。
🥣 セビリアでしか味わえない!郷土の煮込み・スープ5選
アンダルシアの気候と風土が育んだ、地域独特の煮込み料理やスープなど、歴史を感じるタパスです。
16. ウエボス・ア・ラ・フラメンカ(Huevos a la Flamenca)
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情熱の料理!トマトソースの上に卵、チョリソ、ハモン、グリーンピースなどを乗せてオーブンで焼き上げた料理。セビリアの伝統的な家庭料理であり、必食の一皿です。
17. ポリート・コン・プチェロ(Puchero / Cocido)
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ひよこ豆、豚肉、野菜を長時間煮込んだアンダルシアの伝統的なスープ。特に寒い季節には、この濃厚で温かいスープがセビリアの人々に愛されます。日本の味噌汁のような存在です。
18. ピピラナ(Pipirrana)
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トマト、キュウリ、玉ねぎ、ピーマンを細かく刻み、ツナやゆで卵を加えてオリーブオイルで和えたサラダ。夏場にぴったりの、さっぱりとしたタパスです。
ケイの一言:以前働いていたミシュラン一つ星レストランでも提供されていました。そこではもっと細かく刻み、料理の付け合わせとして使用していました。現代のモダンタパスでも応用される、奥深い料理です。
19. ガスパチョ(Gazpacho) / サルモレホ(Salmorejo)
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冷製野菜スープ。セビリアでは、パンとニンニク、オリーブオイルを混ぜた、より濃厚なクリームスープである**サルモレホ**が特に人気です。
ケイの一言:サルモレホは、昔は農家の人が夏の暑い時期を乗り切るための**栄養源**として食べられていました。パンが多く含まれるため、一杯でかなりのエネルギーが取れます。
20. エスカルゴ(Caracoles)
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春から初夏にかけてのセビリアの風物詩!小さなカタツムリを香草とスパイスで煮込んだもの。セビリアっ子にとって、これを食べずに夏は始まりません。
ケイの一言:日本ではあまり馴染みがなく抵抗があるかもしれませんが、味がしみ込んでいて本当に美味しいです!以前、友達に「日本人は本当に獣みたいだね」と言われたとき、生レバーや鳥刺しを食べる食文化を思い出し、確かに…と思ってしまいました(笑)。自分の食文化にないものを「ゲテモノ」という先入観は捨て、挑戦するのも海外旅行の醍醐味ですよ。
🍇 タパスを極める!シェリー酒とワイナリー体験
セビリアの食文化は、地元産の**シェリー酒(ヘレス)**なしには語れません。日帰りでヘレス・デ・ラ・フロンテラを訪れ、シェリー酒のワイナリー(ボデガ)を見学するツアーは、食通の旅行者に大人気です。
🍮 食後のデザートとドリンクを堪能
セビリアで食べるべき絶品スイーツ
- **トルヒオ(Torrijas)**: スペイン風フレンチトースト。シロップをたっぷり吸った濃厚な味わいで、特にイースターの時期に有名です。
- **ポレ(Poleá)**:

小麦粉、牛乳、砂糖を使ったセビリアの伝統的なデザート。素朴ながらも体が温まる、昔ながらの家庭の味です。 - **アロス・コン・レチェ(Arroz con Leche)**:

米をミルクとシナモンで煮込んだ甘いリゾット。冷たくても温かくても美味しく、食後の定番です。 - **クレマ・カタラーナ(Crema Catalana)**: カスタードの上に砂糖をまぶし、バーナーでカリカリに焦がしたデザート。
ドリンク:シェリー酒と地元ビール
セビリアの食文化に欠かせないのが、南側のヘレス・デ・ラ・フロンテラで造られる**シェリー酒(Vino de Jerez)**です。タパスの味を最高に引き立てる**地酒的存在**です。
- **フィノ(Fino)/ マンサニージャ(Manzanilla)**:

**辛口**でキンキンに冷やして飲むのが定番。特にマンサニージャは魚介タパスに抜群に合います。 - **クルスカンポ(Cruzcampo)**: アンダルシア地方の**地元ビール**。非常に軽くて飲みやすく、暑い気候に最適です。冷たいうちに飲み切る「カーニャ」(小さいグラス)で注文しましょう。
- **ベルモット(Vermouth)**:

食前酒として近年人気が再燃。甘口でハーブの風味が豊かなワインです。
📍 現地在住者がおすすめするセビリアの絶品バル4選
タパスのメニューだけでなく、バル選びも重要です。ここでは、観光客にも地元民にも愛される、個性豊かなおすすめバルをご紹介します。
1. ボデガ・サンタ・クルス(Bodega Santa Cruz Las Columnas)
**特徴**: セビリア大聖堂近くにある、立ち飲みスタイルの伝統的なバル。タパスの値段が非常に安く、地元民でいつも賑わっています。**ハモン**や**トルティージャ**といった王道タパスを気軽に楽しむのに最適です。
2. エル・ガリニェロ・デ・サンドラ(El Gallinero de Sandra)
**特徴**: 伝統的な味を守りつつ、モダンなアレンジを加えたタパスを提供するバル。特に**カリージャ(ホホ肉の煮込み)**や独創的なサラダが人気で、少し落ち着いた雰囲気で食事を楽しみたい時におすすめです。
3. フライドゥリア・プエルタ・デ・ラ・カルネ(Freiduria Puerta de la Carne)
**特徴**: セビリア名物の一つ**「フリット(揚げ物)」**の専門店。魚介のフリットの持ち帰りも可能で、カリッと揚がったエビや小魚のフリット(ペスカイート・フリート)は絶品。テイクアウトして公園で食べるのも良いでしょう。
4. エル・エスピゴ(El Espigón)
**特徴**: セビリアにいながらにして新鮮な**海の幸**を楽しめるシーフードバル。特に**コキーナス**やウエルバ産の新鮮なエビ(ガンバス)の品質が高く、海鮮好きにはたまりません。
💡 在住者が教える!バル巡りのコツと注意点
- **開店時間は遅め**:セビリアのバルは昼食(13:30〜)と夕食(20:30〜)の時間帯に営業します。夕食が始まる**20:30以降**にバル巡りを始めましょう。
- **タパスのルール**:基本的にカウンター席やスタンディングは**タパス**(小皿料理)、テーブル席は**ラシオン**(大皿料理)や**メディア・ラシオン**(中皿料理)を頼む傾向があります。
- **「タパ・ポル・ファボール」**:注文時に「タパスをお願いします」と言うとスムーズです。
- **美味しい店の見分け方**:**床に散らばったナプキン**は、料理が美味しく地元民で賑わっている証拠です。
✅ 海外旅行保険自動付帯の神カード「エポスカード」
セビリア旅行の際に持っていくべきクレジットカードとして、**エポスカード**は特におすすめです。年会費無料で、**海外旅行傷害保険が自動付帯**されているため、万が一の備えとして最適です。
- **年会費**:**永年無料**
- **メリット**:海外旅行保険が**自動付帯**(利用付帯ではない)
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📋 まとめ:セビリアの食はタパスにあり!
セビリアのグルメは、小さな一皿(タパス)に詰まったアンダルシアの伝統と情熱そのものです。今回ご紹介した20選とおすすめバルを参考に、ぜひ様々なバルを巡り、最高の食体験を楽しんでください。
- **王道**:ハモン・イベリコとトルティージャは必食。
- **セビリア名物**:ソロミージョ・アル・ウイスキーとウエボス・ア・ラ・フラメンカはマストトライ。
- **ドリンク**:キンキンに冷えた**フィノ(シェリー酒)**と**クルスカンポ**で乾杯!