危険性と体験レビュー
こんにちは、マラガ在住のケイです.
カミニート・デル・レイは、かつて“世界一危険な道”と呼ばれていましたが、2015年に整備され、今では安心して歩ける絶景スポット。マラガから日帰りで行ける大人気観光地です。
私自身の体験を交えながら、行き方や費用、ツアーとの違い、そして魅力を紹介していきます。
カミニート・デル・レイの歴史と「危険だった時代」
起源と建設(1901–1905年)
20世紀初頭、Sociedad Hidroeléctrica del Chorro(チャロ水力発電会社)が資材運搬と点検用の通路として、断崖に沿う幅約1mのコンクリート道を建設。鋼鉄の支柱で岩壁に固定された、当時の技術力を象徴するルートでした。
「王の小径」と呼ばれる由来(1921年)
1921年、アルフォンソ13世が視察時にこの道を歩いたことから、カミニート・デル・レイ(王の小径)という愛称が定着します。
老朽化と閉鎖(1990〜2001年)
年月とともに道は崩れ、手すりも失われ「世界一危険な道」として知られるように。1999〜2000年に事故が発生し、2001年に正式に閉鎖されました。
復元と再オープン(2011–2015年)
景観の価値から復元計画が進み、約900万ユーロを投じて遊歩道と安全柵を整備。2015年に安全な観光ルートとして再開し、現在はヘルメット着用で安心して散策できます。
カミニート・デル・レイの魅力(マラガ日帰りで味わう絶景)
断崖に沿う木製の遊歩道から望む峡谷と川のコントラストは圧巻。かつての鉄骨や構造物が残り、歴史×絶景を同時に体感できるのが魅力です。子ども連れも多く、「スリリングだけど安心して楽しめる冒険」という印象でした。
マラガからのカミニート・デル・レイ行き方と費用(個人旅行)
アクセス手順
- マラガ(María Zambrano駅)→ El Chorro駅:電車で約1時間(目安5ユーロ)。
- El Chorro駅 → 入口:駅前の専用シャトルバスで約15分(目安2ユーロ)。
- チケット購入:入口で入場券を購入(入場10ユーロ/ガイド付き18ユーロ[英語・西語])。
注意:トイレは入口付近のみ。必ずここで済ませましょう。
マラガ日帰りのコツ(帰りの電車に要注意)
- 午後は本数が少ない日がある:14時台を逃すと夕方まで待つケースも。朝発で早めの便を意識。
- やむを得ない場合は、逆方向→別駅で乗り換えという裏ルートになることも(乗換時間が短い場合あり)。
不安な方・時間を無駄にしたくない方は、ツアー利用が安心です。
実体験レビュー:英語ガイド付きで歩いてみた
私は英語ガイド付きチケットを選び、無線イヤホンで解説を聞きながら散策。
「なぜここに道が造られたのか」「当時どう使われていたのか」を理解でき、景色だけでなく物語として楽しめました。
- 安心ポイント:足場は木製でしっかり、手すり完備。高所が苦手でも歩きやすい印象。
- 子どもやシニアの参加者も見かけ、実際に危険と感じる場面は少ないです。
ゴールエリアには売店や軽食、ビールも。歩き切った後の一杯は最高でした🍺
マラガ発カミニート・デル・レイツアー|GET YOUR GUIDEを活用
個人手配が不安・時間を効率化したい方にはGET YOUR GUIDE(ゲットユアガイド)のツアーが便利。以下が一度で揃います:
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事前予約しておけば、当日の移動やチケット確保の心配がなくスムーズです。
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個人手配とツアー、どっちが向いてる?
タイプ | 向いている人 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
個人手配 | 冒険心がありコスト重視/時間に余裕がある | 安く行ける/自分のペースで散策 | 帰りの電車本数が少ない日がある/乗換の難易度 |
ツアー | 初めての方/短期滞在で効率重視/家族連れ | 送迎・チケット・ガイド込みで安心/時間を無駄にしない | 個人よりやや高め(その分の安心と時短) |
まとめ|マラガから日帰りで「安全に楽しめる絶景」
カミニート・デル・レイは、今は安全に整備された絶景トレイル。歴史を知るほどに「危険だった過去」と「復活した現在」のギャップが面白く、マラガ滞在のハイライトになります。
- コスパ重視&冒険派 → 個人手配
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※料金・時刻は変動します。最新情報をご確認ください。