【2025年版】バルセロナの治安とスリ対策ガイド|初心者が知るべき危険エリア&安全に旅するコツ
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観光は楽しいけれど、スリ被害も多い?不安を解消して安心の旅を
ヨーロッパでも屈指の観光都市として人気のバルセロナ。世界遺産に美しいビーチ、洗練された街並みと魅力が満載ですが、旅行者の間でよく聞かれるのが「治安、大丈夫?」という不安の声。
確かにバルセロナはスリや置き引きが多い都市としても知られています。しかし、あらかじめ注意点を知っておくだけで、被害を未然に防ぐことが可能です。
この記事では、実際に報告されているスリの手口、注意すべきエリアの解説、安全に旅行を楽しむための具体的なコツまで、しっかりカバーします。
バルセロナの治安は危険?それとも大丈夫?
バルセロナでは、暴力的な犯罪は非常に稀で、観光客が遭遇しやすいのは「スリ」「置き引き」「詐欺」が中心です。特に人が多く集まる場所、例えば地下鉄の車内や観光地の周辺、ビーチ、レストランなどでは注意が必要です。
しかし、日中であれば街は観光客でにぎわい、女性の一人旅でも安心して歩けるレベルの治安と言えます。怖がりすぎず、でも油断せずが基本です。
スリやトラブルが多いエリアとその特徴
ランブラス通り(Las Ramblas)
大道芸人や観光客でにぎわうバルセロナ観光の中心地。観光客を狙ったスリが最も多発する場所のひとつです。すれ違いざまにバッグに手を入れる手口が多く、混雑時は特に注意しましょう。
ゴシック地区(Barri Gòtic)
古い石畳と細い路地が続く雰囲気あるエリアですが、その構造上、スリにとって都合のよい隠れ場所も多いです。複数人で囲む「チームスリ」もよく報告されています。
地下鉄・駅構内
特に混雑しやすいL1やL3の路線では、密着型スリが多発。ドアの前に立つと逃げられやすくなるため、少し奥に移動するのがおすすめです。
サンツ駅(Barcelona Sants)
長距離列車や空港からのアクセスで多くの旅行者が利用する駅。キャリーケースを整理している間に貴重品が盗まれるなどの事例もあります。
バルセロネータなどのビーチ
夏の人気スポットですが、海に入っている間に荷物が丸ごと盗まれるというケースも。ビーチでのんびりする際は荷物を肌身離さずに。
よくあるスリ手口5選
- 署名詐欺:署名を求めるふりをして財布やスマホを盗む
- 花売り:花を押し付け、断っている間にスリ
- 地図詐欺:紙や地図をかざし、気をそらして盗む
- 地下鉄での密着型:混雑時に体を押し付けて財布を抜く
- 子どもを使ったスリ:数人で囲み、1人が気を引く間に貴重品を奪う
スリに遭わないための10の安全対策
- バッグはチャック付き&前掛けが基本
- スマホや財布はポケットに入れない
- シークレットポーチの活用
- カードや現金は分散して持つ
- メトロでは出入口から離れる
- 夜の裏路地・ビーチは避ける
- 写真撮影時も荷物と周囲を意識
- レストランではバッグを床に置かない
- 声かけ・署名などは無視が一番
- ブランド品は避け、地元民風の服装を意識
トラブル時の連絡先・対応方法
- 緊急時:112(Mossos d’Esquadra)
- 在バルセロナ日本総領事館:公式サイトはこちら
- 海外旅行保険会社の連絡先:保険契約時の書類を携帯
まとめ|「知っておけば安全に楽しめる街」バルセロナ
バルセロナの治安は、あらかじめ対策をしていれば安心して観光を楽しめる街です。
「油断しない」「荷物から目を離さない」「情報を知っておく」この3つが旅行中の安心感をぐっと高めてくれます。
事前に備えて、楽しい旅の思い出だけを持ち帰りましょう!