【2025年最新版】マラガ空港から市内への行き方&交通完全ガイド
マラガは、スペイン南部・アンダルシア観光の玄関口として、アクセスのしやすさが魅力です。マラガ空港(AGP)から市内中心部まではわずか12分で到着でき、旧市街・港・ビーチが徒歩圏内に集まっています。
「限られた時間で効率よく観光を楽しむには、移動手段を事前に把握することが大切」です。ここでは、空港から市内へのアクセス、市内交通、レンタカーや周辺都市への移動まで、現地在住者ならではの情報を詳しく解説します。
マラガ空港から市内へのアクセス
空港から市内への移動手段は、電車(Cercanías C1線)・空港バス(A Express)・タクシー・Uberの4つです。
もっとも速くてコスパが良いのは電車(C1線)で、空港駅からマラガ中央駅まで約12分・2.3ユーロです。空港バス(A Express)は20〜25分で、市内中心(アトラサナス市場近く)に直通。大きな荷物がある場合はこちらが便利です。
タクシーやUberは、約20分で中心部へ到着し、料金は20〜25ユーロ程度。Uberは料金がアプリで事前にわかるので安心です。
交通手段 | 所要時間 | 料金(片道) | 運行間隔/時間 |
---|---|---|---|
電車(C1線) | 約12分 | 2.3ユーロ | 約20分に1本(Renfe公式時刻表) |
空港バス(A Express) | 約20〜25分 | 4ユーロ | 約20〜25分に1本(EMT公式サイト) |
タクシー | 約20分 | 20〜25ユーロ | 24時間 |
Uber/Cabify | 約20分 | 20ユーロ前後 | 24時間(Uber公式) |
市内交通の使い方
マラガ市内は徒歩でほとんど回れますが、ビーチや港エリアまで移動するなら市バスが便利です。市バス(EMT)は1回1.4ユーロ。タバコ屋(Estanco)や自動販売機で購入できる10回券(8.5ユーロ)を使うとお得です。朝6:30〜深夜0:00頃まで運行していますが、深夜は便数が減るので注意が必要です。
地下鉄(Metro Málaga)はL1・L2の2路線で、市内西側やバスターミナル方面にアクセスできます。中心部への利用頻度は少ないですが、空港近くのホテルから移動する際に便利です。
夜間の移動はUberまたはタクシーが安全で、旧市街〜港エリア間なら5〜10ユーロ程度で移動できます。
また、近年人気なのが電動スクーターやレンタサイクル。特に海沿いのエリアを散策する際にはおすすめで、アプリで簡単に借りられるLimeやTierが街中に設置されています。2WheelsToursMalagaは観光客に評判の良いレンタサイクル店です。
レンタカーのすすめ
日帰りでネルハ、フリヒリアナ、ロンダなどの郊外を効率良く回るならレンタカーは必須級です。空港やマラガ中央駅周辺には、Avis、Hertz、Europcarなどの大手レンタカー会社がそろっています。
- 料金相場:1日あたり40〜60ユーロ(保険込み)
- 駐車場:市内中心部の有料駐車場は1時間1.5〜2ユーロ。旧市街は駐車困難なため、港エリアや駅周辺に停めるのがおすすめ。
郊外観光を計画している方は、以下の記事も参考にしてください。
マラガ発!現地ガイドが教える日帰り旅行先と本音レビュー【2025】
マラガ発ロンダ日帰りガイド
周辺都市への移動
マラガからは、ALSA社の長距離バスやRenfe鉄道を利用してアンダルシアの主要都市へアクセスできます。
- ネルハ:バスで約1時間(5〜7ユーロ)
- グラナダ:バスで約1時間45分(11〜14ユーロ)
- ロンダ:バスで約2時間半(10〜15ユーロ)
高速鉄道AVEを利用すれば、マドリードへ約2時間40分、セビージャへ約2時間、コルドバへ約50分で到着します。
便利なツアー予約
マラガはアクセスが良く、日帰りで郊外を訪れることも可能です。しかし、田舎に行くとチケット売り場が無人だったり、電車が何時間も来なかったり、案内がスペイン語のみだったりと不便なことが多いのが現実です。
実際、筆者もジブラルタルやカミニート・デル・レイに自力で日帰りしましたが、乗り継ぎや時間管理が大変で苦労しました。
ツアーを利用すれば、移動の不安もなく、価格も個人で行く場合とほとんど変わらないため、断然おすすめです。
まとめ
マラガはアクセスが良く、市内交通もシンプルで初めての旅行者でも迷いにくい都市です。空港から市内までは電車または空港バスが便利で、夜間はUberやタクシーが安全です。郊外観光を計画している方はレンタカーや現地ツアーを活用し、効率よく旅行プランを立てましょう。
さらに詳しい観光情報は
マラガ観光ガイド|治安・グルメ・観光スポット完全まとめ をご覧ください。