【2025年最新版】セビージャで絶対食べたいご当地グルメ7選&スーパーで買えるお土産5選
セビージャはアンダルシアの州都であり、フラメンコや歴史的建造物と並び、独特の食文化でも知られています。地元ならではのタパスや肉料理、爽やかなトマトベースの冷製スープ、伝統菓子など、セビージャのグルメは一口ごとに情熱と歴史を感じることができます。さらに、スーパーには日本では見かけないスペインならではのお土産が充実。この記事では、在住者の視点から「絶対食べたいご当地グルメ7選」と「スーパーで買えるお土産5選」を紹介します。
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セビージャで絶対食べたいご当地グルメ7選
1. ソロミジョ・アル・ウイスキー(Solomillo al Whisky)
豚ヒレ肉をオリーブオイルとガーリック、ウイスキーで香ばしく焼き上げ、ソースを絡めたセビージャ名物のタパス料理。ウイスキーのほのかな甘い香りが、肉の旨味とガーリックのパンチを引き立てます。一口かじるとジューシーな肉汁が広がり、しっかりした味わいのソースと絡んで、白ワインやビールが一層進む濃厚な一品です。
2. サルモレホ(Salmorejo)
コルドバ発祥ですが、セビージャの夏にも欠かせない冷製トマトスープ。ガスパチョよりもパンを多く使うため、スプーンをすくうとトロリと濃厚な質感。完熟トマトの酸味にオリーブオイルのまろやかさが重なり、トッピングのハモンやゆで卵がコクと塩気を添えてくれます。暑い日のランチに冷えたサルモレホは格別です。
3. モンタディート(Montadito)
セビージャのバル文化を象徴する小さなサンドイッチ。カリッと焼いたバゲットに、イベリコ豚、生ハム、アンチョビ、ツナサラダなどを挟んで提供されます。パンの香ばしさと具材の風味が絶妙に合わさり、一口ごとに食感と味の変化を楽しめるのが魅力。数種類を注文して食べ比べるのが地元流の楽しみ方です。
4. フラメンキン(Flamenquín)
豚肉の薄切りに生ハムとチーズを巻き、パン粉をつけてカリッと揚げた料理。ナイフを入れると、チーズがとろりと溶け出し、生ハムの塩気と肉の旨味が一気に広がります。外はサクサク、中はジューシーで、ボリュームたっぷりなのに後を引く味わい。セビージャの家庭料理としても親しまれています。
5. コルデロ・ア・ラ・パストラ(Cordero a la Pastora)
羊肉をにんにく、オリーブオイル、白ワイン、ハーブでじっくり煮込んだ伝統料理。口に入れた瞬間、ホロホロとほどける柔らかい羊肉と、ローズマリーやタイムの香りが鼻に抜ける豊かな風味。ワインと合わせると、スパイスの複雑さと肉の旨味が際立ちます。
6. トマテ・アリニャオ(Tomate Aliñao)
完熟トマトを大胆にカットし、オリーブオイル、ビネガー、にんにくで味付けした夏の定番前菜。シンプルながら、オリーブオイルの深い香りとトマトの甘酸っぱさが口の中で調和します。暑い日には冷えたトマトの爽快感がたまりません。
7. ピステリーニョス(Pestiños)
セビージャ伝統のスイーツで、小麦粉の生地を揚げてハチミツやシナモンを絡めたお菓子。外はカリッと、中は少しモチっとした食感で、蜂蜜の甘さとスパイスの香りが絶妙です。クリスマスや聖週間に特によく食べられますが、通年スーパーでも手に入ります。
セビージャのスーパーで買えるお土産5選(日本への持ち帰りOK)
1. セビージャ産オリーブオイル
セビージャ周辺は高品質なオリーブオイルの産地として有名。特に「ピクアル種」や「オヒブランカ種」のオイルは、青々しい香りとスパイシーな後味が特徴です。スーパーでは500mlの瓶や缶で10ユーロ前後から購入可能。
日本への持ち帰り可: 未開封であれば問題なし。100ml以上は機内持ち込み不可のため、預け荷物に入れるのが安心です。缶入りなら割れる心配が少なくおすすめ。
豆知識: 現地の家庭では、パンにつけるだけでなく、冷製スープや魚料理にたっぷりと使用します。
2. トルタ・デ・アセイテ(Torta de Aceite)
オリーブオイルをたっぷり練り込んだ薄焼きのビスケットで、サクサクした食感と、アニスやシナモンの香りがほんのり広がる上品な甘さが魅力。紅茶やコーヒーはもちろん、ワインのおつまみにも合います。
日本への持ち帰り可: 常温で長期保存が可能で、割れにくい個包装タイプも販売されています。
おすすめブランド: 「Inés Rosales」はセビージャ発祥で、スーパーや空港でもよく見かけます。
3. ピステリーニョス(Pestiños)
ご当地スイーツとしても紹介したピステリーニョスは、スーパーでは袋詰めで販売されています。蜂蜜の自然な甘さとシナモンの香りが心地よく、日持ちするためお土産として人気です。
日本への持ち帰り可: 常温保存でOK。形崩れ防止のため、スーツケースではタオルや衣類に包むのがベスト。
4. アンダルシア産ハーブソルト
地中海ハーブ(ローズマリー、タイム、オレガノなど)をブレンドした香り高い塩。肉や魚のグリルに振りかけるだけで、本場スペインの味が再現できます。
日本への持ち帰り可: 粉末タイプなので問題なし。軽量でかさばらないため複数購入にもおすすめ。
おすすめブランド: 「Carmencita」のシリーズはスーパーで手軽に手に入ります。
5. セビージャ産スイートワイン(Vino Dulce de Sevilla)
シェリー酒に似た芳醇な香りを持つ甘口ワインは、デザートと相性抜群。1本あたり10ユーロ前後で、手軽に現地の味を日本に持ち帰れます。
日本への持ち帰り可: 未開封であればOK。液体なので必ず預け荷物へ。
現地流の楽しみ方: アーモンド菓子やトルタ・デ・アセイテと合わせると、ワインの甘みが一層引き立ちます。
まとめ
セビージャはフラメンコや歴史的建築だけでなく、情熱的な食文化と魅力的なお土産も楽しめる街です。今回紹介したグルメとお土産を参考に、現地でしか味わえないセビージャの魅力をぜひ堪能してください。