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スペインの治安とトラブル対策|スリ・詐欺・注意エリアも在住者が解説【2025年版】
スペイン旅行を計画中の方にとって「治安」はとても気になるポイントのひとつ。特に初めてのヨーロッパ旅行では、「スリや詐欺が多いって本当?」「夜に出歩いて大丈夫?」と不安になる方も多いでしょう。
この記事では、スペイン在住者の視点から、2025年最新の治安情報とトラブル対策をわかりやすく解説します。安全に楽しく旅行をするために、ぜひ出発前にチェックしておきましょう。
スペインの治安は悪い?全体的な印象とランキング
結論から言うと、スペインは比較的安全な国です。ただし、観光都市ではスリ・置き引き・軽犯罪が多発しているのも事実です。
治安ランキングではどのくらい?
世界平和度指数(Global Peace Index 2024)によると、スペインは世界で30〜40位前後と、中〜上位の治安の良さを示しています。
スペインで多いトラブルの種類
- スリ(地下鉄・観光地・市場)
- 置き引き(レストラン・バル・カフェ)
- 詐欺(偽の署名活動・偽警察・親切を装った声かけ)
- 夜間のひったくり(主にバルセロナ)
観光客が注意すべきエリアとタイミング
治安に注意したい都市・エリア
都市名 | 注意ポイント |
---|---|
バルセロナ | ランブラス通り、地下鉄、ゴシック地区などでスリが多発 |
マドリード | プエルタ・デル・ソル周辺、グランビアでのスリや詐欺に注意 |
セビージャ | 駅周辺や旧市街での混雑時にスリが発生することあり |
バレンシア | ビーチエリアやフェス期間中のひったくりや置き引きに注意 |
時間帯ごとの注意点
- 昼間(10〜18時):観光中のスリに注意
- 夜(20時以降):人通りの少ない道や裏路地は避ける
- 深夜(0時以降):泥酔した観光客を狙うトラブルに注意
現地在住者が教えるスリ&詐欺の手口と対策
よくあるスリの手口と対策
手口 | 対策 |
---|---|
電車やエレベーターで密着してくる | リュックは前に持つ。スマホや財布は内ポケットに入れる |
地図や看板で道を尋ねてくる | 相手との距離を保ち、荷物から目を離さない |
レストランのイスに荷物をかける | カバンは足元でベルトに巻きつける or ひざに乗せる |
詐欺の事例と対策
手口 | 対策 |
---|---|
「署名をお願いします」と話しかけてくる | 無視して立ち去る。サングラスやイヤホンで防御も◎ |
偽の警官に声をかけられる | 「警察署で確認します」と伝えてその場を離れる |
道で花やブレスレットを押しつけられる | 受け取らない&目を合わせないのが鉄則 |
在住者が実際に感じたスペインの治安と注意点
実際に住んでいる感覚としては、凶悪犯罪に巻き込まれることはほとんどないですが、スリや置き引きは日常的に発生しています。
特にバルセロナでは、知人の中でも「スマホを盗まれた」「バッグを開けられた」などの経験者が多数います。
観光客は「狙われやすい」存在
- 無防備な姿(バッグが開いている・地図を広げている)
- 高価なスマホやブランドバッグ
→ こういった行動は「盗ってください」と言っているようなものです。
スペイン旅行で安全を守る10のポイント【チェックリスト】
- 貴重品はホテルのセーフティボックスへ
- カバンは必ず前にかける/リュックは背負わない
- 人混みではスマホや財布に手を添える
- 知らない人に話しかけられても簡単に立ち止まらない
- レストランでは椅子にバッグをかけない
- 夜は1人で出歩かない(特に女性)
- ATMは昼間に、周囲に注意して使用する
- クレジットカードは不正利用対策があるものを使う
- 万が一に備えてパスポートのコピーを持っておく
- 海外旅行保険に加入しておく
まとめ|防犯意識があればスペイン旅行は安全に楽しめる!
スペインは美しい街並み、美味しい料理、人々の陽気な雰囲気が魅力の国。多少のスリリスクはありますが、しっかり対策をしていれば安心して旅行が楽しめます。
「ここは日本ではない」と意識することが最大の防犯対策です。