🇪🇸 スペイン治安情報2025年最新|現地在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法
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スペインは世界有数の観光大国であり、その温暖な気候と豊かな文化で多くの旅行者を魅了します。しかし残念ながら、特に観光客を狙った**スリや詐欺が非常に多い都市**としても世界的に有名です。
わたしは長年スペインに在住していますが、観光客が多い時期は毎日と言っていいほどスリの現場や、声をかけてくる不審者を見かけます。せっかくの旅行が台無しにならないよう、**現地の治安について下調べして対策するのは必須**です。
このページでは、スペイン在住のプロとして、特に旅行者が知っておくべき**アンダルシア地方、バルセロナ、マドリード**の危険エリアと、最新のスリ・詐欺の手口、そして身を守るための実践的な対策を徹底解説します。
どれだけ旅慣れていても、万が一のために最低限の備えは欠かせません。
- **海外旅行保険付帯のクレカ**を持つ
- 現金は最小限に抑え、基本クレカ払い
- ネット環境を準備する
- **セキュリティポーチで貴重品管理**
🚨 **スペインはヨーロッパでも屈指のスリ大国**
特に**バルセロナ**と**マドリード**の主要駅や観光地は要注意ですが、最近は**セビリア大聖堂やアルハンブラ宮殿周辺**といったアンダルシアの主要観光地でもスリ被害が急増しています。**「知っていたら防げること」**は多いため、ぜひこの情報を参考に万全の準備をしてください。
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スペイン旅行の安全対策として、**海外旅行保険は絶対に必要**です。年会費無料のエポスカードは、**自動付帯の海外旅行保険**がついており、持っているだけで補償対象になるため、持たない理由はありません。
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この記事の目次
🚨 スペインの危険エリア|各主要都市の治安が悪い地区
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スペインでは、観光客が多く集まる場所や、都市の中心から離れた一部の地区で犯罪発生率が高くなります。特に警戒すべきエリアを都市ごとに解説します。
1. バルセロナの危険エリア
バルセロナはスペインで最もスリ被害が多い都市です。特に次の場所は**警戒レベルを最高に引き上げてください**。
- **ランブラス通り (Las Ramblas)**:バルセロナの中心地。スリのメッカとして世界的に有名です。常に周囲を警戒し、カバンを体の前に抱えて歩きましょう。
- **ゴシック地区 (Barri Gòtic)**:細い路地が多く、観光客が迷い込みやすい場所です。**夜間は特にひったくりや強盗のリスク**が高まります。
- **サグラダ・ファミリア周辺**:世界中からの観光客が集まるため、署名詐欺やミサンガ売り、そしてスリ集団が日常的に出没しています。
- **バルセロナ・サンツ駅 (Barcelona Sants)**:長距離列車が発着する駅。人の移動が多く、盗難の多発地帯です。
2. マドリードの危険エリア
マドリードも観光客の多さに比例してスリや置き引きが増加しています。バルセロナに比べて**強盗の発生率が高い**ことも特徴です。
- **プエルタ・デル・ソル広場 (Puerta del Sol)**:常に人が溢れる広場。雑踏に紛れてスリ集団が活動しています。
- **マドリード・アトーチャ駅 (Atocha)**:国内最大級の駅であり、ターミナル駅の特性上、手荷物への注意が必要です。
- **カサ・デ・カンポ公園 (Casa de Campo)**:中心部から離れた巨大公園。観光客が少なくなる場所では、強盗やひったくりのリスクが高まるため、日中でも単独行動は避けましょう。
- **グランビア通り**:ショッピング街であり、高級店周辺でのひったくりや置き引きに注意が必要です。
3. アンダルシア地方の危険エリア(**当ブログメイン**)
アンダルシア地方は比較的穏やかですが、観光客増加に伴いスリ集団が流入しています。特に警戒すべきは**世界遺産周辺と主要駅**です。
- **セビリア**:
- **セビリア大聖堂・ヒラルダの塔周辺**:観光客が集中し、署名詐欺やミサンガ売りが多発します。
- **サンタ・フスタ駅 (Santa Justa)**:マドリードやバルセロナからの観光客が乗り降りするため、置き引き・スリの標的になりやすいです。
- **グラナダ**:
- **アルハンブラ宮殿周辺**:観光客の動線が集中するため、バス待ちや入場券購入時など、注意が逸れる瞬間を狙われます。
- **アルバイシン地区の細い路地**:**夜間は人通りが極端に減り**、強盗被害のリスクがあります。
- **マラガ**:
- **セントロ・ヒストリコ(歴史地区)**:中心部も比較的安全ですが、週末の夜や大きなイベント時は混雑に紛れてスリが発生します。
- **マラガ・セントロアラメダ駅**:観光客向けの案内所周辺や、メトロの入り口付近でスリに注意が必要です。
特に**用もなくフラッと立ち寄るべきではない**のは、都市の外縁部や移民が多いエリアです。ホテルを予約する前に、必ずエリアの安全情報をチェックしましょう。
🔪 スペインの治安|観光地でのスリ・詐欺・ひったくりの最新手口
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スペインのスリは手口が巧妙で、単独ではなく**グループ**で犯行に及ぶのが特徴です。その手口を知っておくだけで、**被害を未然に防げる可能性が高まります**。
1. 嘆願書のスリ集団(署名詐欺)
バルセロナのランブラス通りや、セビリア大聖堂など、**あらゆる観光地に出没する最も古典的で有名な手口**です。主に女性や子どものグループが行います。
- **手口**:「Do you speak English?」と声をかけ、クリップボードを見せて署名を求めます。
- **目的**:旅行者に署名させて**注意をクリップボードに逸らせている間に**、別の仲間がカバンやポケットから貴重品を盗み取ります。
【対策】**声をかけられても絶対に立ち止まらず、「No!(ノー)」ときっぱり断り**、荷物を抱えながら早足で立ち去りましょう。
2. メトロ・RERでのスリ(ドア付近)
スペインではメトロ(地下鉄)やRER(近郊鉄道)の車内も危険です。特に観光地へ向かう路線や、人の多い主要駅(バルセロナ・サンツ、マドリード・アトーチャなど)で多発します。
- **手口**:
- **ドア開閉時の隙を狙う**:電車が停車し、ドアが開く直前に盗みを働き、そのまま降りて逃走します。
- **大声を出して動揺させる**:騒ぎを起こして注意を逸らした隙に別の仲間が盗む。
【対策】**メトロに乗ったらドア入り口付近で立ち止まらずに奥へ進み、カバンを体の前に抱えて**、常に荷物への注意を払いましょう。演奏や物乞いがお財布を出させるための**カモフラージュ**である場合もあります。
3. タクシー・バイク強盗
マドリードやバルセロナでは、空港⇔市内間の移動中、渋滞に巻き込まれている車を狙った強盗が増加しています。
- **手口**:停車しているタクシーの**窓ガラスを割って**、目に見える位置にあるバッグなどを強引に奪い取ります。
【対策】タクシーに乗るときは、貴重品の入ったバッグなどを窓側や膝の上に置かず、外から見えないよう**必ず足元のフロア**に置くように徹底してください。また、**正規のタクシー**を利用し、ぼったくりに遭わないように注意しましょう。
4. ケチャップ・鳥の糞詐欺
観光地で、突然コートやカバンにケチャップや汚物をつけられ、「大丈夫ですか?」と親切を装って話しかけてくる手口です。荷物を拭いている間に、**貴重品を奪われます**。
【対策】声をかけられても立ち止まらず、「No!(ノー)」と言って**その場を離れてから**、安全な場所(ホテルのロビーなど)で荷物をチェックしましょう。親切心につけこまれないことが重要です。
5. ミサンガ売り・物売り
アンダルシア地方の主要観光地や、バルセロナのランブラス通りなど、各地の有名観光地にいます。
- **手口**:言葉を返すと、有無を言わさず腕にミサンガをまきつけたり、安物を強引に売りつけたりした後に、**高額なお金を要求**してきます。
【対策】声をかけられても**目を合わせず、徹底的に無視**をして立ち去りましょう。
🗣️ スペインの治安|実際にあったスリ・詐欺被害の事例
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観光客がよく遭遇する被害事例を知っておくことで、「これは怪しい」と事前に気づくことができます。**現地のリアルな体験談**を共有します。
- **カフェでの置き引き**:観光客がカフェやバルでカバンを椅子の背もたれにかけた隙に、スリが通りすがりに持ち去る。**一瞬の油断が命取り**になります。
- **ホテルのロビーでの盗難**:チェックインやチェックアウトの手続き中、スーツケースの横に置いていた手荷物が盗まれる。スーツケースから目を離さないこと。
- **ATMでのスキミング・詐欺**:人通りの少ないATMでキャッシングをしようとした際、背後から声をかけられたり、お金が出てこないように細工されているケースがあります。ATMは**銀行の営業時間中に、セキュリティのしっかりした屋内**のものを利用しましょう。
- **高級店前でのひったくり**:ブランド店で買い物をした直後、買ったばかりのショッパーごとひったくられる被害が多発しています。購入品は目立たないようにしてホテルに戻りましょう。
日本にいると「本当にそんなことがあるの!?」と思うかもしれませんが、**現地ではウワサ通りの犯罪をよく見かけます**。このページに書いている話を頭の片隅に入れておくと役立つ瞬間が来るかもしれません。
🛡️ 危険を回避する安全対策・気をつけること
日本と比べると危険が多い国ではありますが、正しく安全に気をつければ被害は最小限に抑えられます。わたし自身が実践している対策をまとめました。
1. たびレジに登録する
日本の外務省に**「たびレジ」**というサービスがあることはご存知でしょうか。たびレジに登録していると、出発前から旅先の安全情報を入手できます。
突発的なデモや、テロ、ストライキなど、何か危険な情報がある時に大変役に立つので、**必ず登録されることをおすすめします**。
🚨 **必ず登録しましょう**
2. 海外旅行保険とクレジットカードの備え
スペイン旅行に行くなら**海外旅行保険は絶対に必要**です。スリや盗難被害だけでなく、慣れない硬水でお腹を壊したり、体調を崩した際の治療費は高額になるためです。
エポスカード一本で万全の備えを
海外旅行保険の補償額は、複数のクレジットカードを持つことで合算できますが、まずは**年会費永年無料**でありながら**自動付帯の海外旅行保険**がつく**エポスカード**をメインに持つことを強く推奨します。
- **無料なのに高機能**:年会費無料のカードの中で、補償額と付帯条件が非常に優れています。
- **補償額の確認**:携行品損害の補償額(20万円)は少なめです。高価なカメラやPCを持っていく場合は、**補償額が足りなくなる可能性がある**ことは頭にいれておきましょう。