マラガ（Málaga）旅行のベストシーズンはいつ？季節ごとの気候・服装・イベント徹底解説【2025】

マラガ（Málaga）はスペイン南部・アンダルシア（Andalucía）地方に位置し、年間を通して温暖な地中海性気候に恵まれています。
年間300日以上が晴天と言われるほど快適な天気が続き、冬でも日中は15℃前後と温かく、ヨーロッパ各地から冬の避寒地として人気です。

旅行時に気になるのは、「どの季節が一番おすすめか」「どのような服装を用意すべきか」という点でしょう。
ここでは、現地在住者の視点から 季節ごとの気候・旅行のベストシーズン・服装アドバイス・イベント情報 を詳しく紹介します。

マラガ観光ガイド｜治安・グルメ・観光スポット完全まとめはこちら

マラガ（Málaga）の年間気候の特徴

マラガ（Málaga）の気候は典型的な地中海性気候で、夏は暑く乾燥、冬は穏やかで降水量が少ないのが特徴です。
旅行前には スペイン気象庁（AEMET）の最新気象情報 を確認しておくと安心です。
特に7〜8月は30℃を超える日も多く、日差しが強いため日焼け止めや帽子が必須。一方、12〜2月でもコートが必要なほど寒くなることは少なく、軽いジャケットで十分過ごせます。

雨は11〜2月に多く降る傾向がありますが、日本の梅雨のように長く降り続くことはなく、スコールのような短時間の雨が多いです。

ベストシーズン

マラガ観光のベストシーズンは 4〜6月（春）と9〜10月（秋）。
この時期は気温が20〜25℃前後で、観光や街歩きに最適です。
特に4〜6月は、マラガ市内の並木道や公園が 紫色のジャカランダ（Jacaranda）の花で彩られ、日本の桜のように街が華やぎます。

7〜8月は真夏の観光シーズンで、太陽が強烈ですが、地中海（Mediterráneo）のリゾート感を満喫したい方には人気。
夏のマラガは日本より湿気が少なく乾燥しているため、こまめな水分補給やカフェでの休憩が重要です。
冬（12〜2月）は温暖な気候で観光には快適ですが、海水浴は難しくなります。ただし、ヨーロッパの寒さから逃れる避寒地として訪れる人も多いです。

季節ごとの過ごし方・服装・イベント

春（Primavera：3〜5月）

3月は朝晩が少し肌寒いですが、4〜5月は20℃前後で快適。
日中は薄手の長袖シャツやカーディガンで過ごせますが、夜は軽いジャケットがあると安心。
ジャカランダの花が4〜5月に見頃を迎え、街歩きがさらに楽しくなります。

イベント：セマナ・サンタ（Semana Santa・3月〜4月）、春のフェリア（Feria de Primavera・5月）

夏（Verano：6〜8月）

昼間は30℃以上、日差しは非常に強烈です。
Tシャツ、短パン、ワンピースなど涼しい服装が必須。サングラスと帽子は必ず用意しましょう。
夕方以降は21時過ぎまで明るいので、夜遅くまでビーチや港を散策できます。

イベント：マラガ・フェリア（Feria de Málaga・8月）、サン・フアン祭（Noche de San Juan・6月）

秋（Otoño：9〜11月）

9月はまだ夏のような暑さが残りますが、10〜11月は過ごしやすい気候。
日中は半袖で十分ですが、朝晩は薄手の羽織りが便利。
夏の混雑が落ち着き、観光地やビーチもゆったり楽しめます。

イベント：マラガ・ジャズフェスティバル（Festival de Jazz de Málaga・11月）

冬（Invierno：12〜2月）

日中は15℃前後、朝晩は10℃近くまで冷え込みますが、日本の冬に比べると格段に温かいです。
薄手のセーターや長袖シャツ、軽いコートを用意すると快適。
クリスマスシーズンはカジェ・ラリオス（Calle Larios）のイルミネーションが美しく、街全体が華やかな雰囲気に包まれます。

イベント：クリスマスマーケット（Mercado de Navidad・12月）、三賢者のパレード（Cabalgata de Reyes・1月）

季節別服装の目安（表まとめ）

まとめ

マラガ（Málaga）は一年を通じて快適に過ごせる都市ですが、春と秋は特に街歩きや観光に最適なシーズンです。
ジャカランダが咲く春、イベントが集中する夏、落ち着いた秋、温暖な冬と、それぞれの季節に異なる魅力があります。
服装の準備をしっかり整え、季節ごとのマラガの表情を楽しんでください。

マラガ観光ガイド｜治安・グルメ・観光スポット完全まとめはこちら