【2026最新】サン・セバスチャン交通ガイド|空港・バス・徒歩の限界と失敗しない移動術

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最終更新:2026年1月

アンダルシア在住者ケイの紹介画像

この記事を書いた人

ケイ@アンダルシア在住者|アンダルシアトラベルデスク

バックパッカーで43カ国を旅し、スペインではミシュラン一つ星レストランでスーシェフをしていました。現在はアンダルシアで日本人旅行者の「安心・安全な旅」をサポートしています。

この記事では「サン・セバスチャンの交通はわかりにくい?空港はどっち?バスの支払いやサンタクララ島への行き方は?」と不安な方の悩みを、在住者目線で解決します。

※この記事は、サン・セバスチャンが初めての方・女子旅・一人旅の方を想定して書いています。

サン・セバスチャンは非常にコンパクトな街ですが、初めての方には「空港が2つある」「バスターミナルが地下で見つけにくい」など、意外な落とし穴があります。元プロ料理人の私が、実際に現地で確かめた失敗しないための交通ガイドを凝縮しました。

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サン・セバスチャンの交通:種類と「徒歩」の限界距離

【結論】市内観光は「徒歩」がメイン。ただし、坂道だけはバスを使いましょう。

初めての方が迷いやすいのは「①空港選び」「②坂道の有無」「③バスの支払い方法」の3点です。本記事ではこの3つを中心に解説しています。

「この街は全部歩ける」と思われがちですが、実際には徒歩の限界ラインがあります。無理をして旅の体力を削らないための目安がこちら:

  • 旧市街 ↔ コンチャ海岸:徒歩約10分(お散歩に最適)
  • 旧市街 ↔ グロス地区:徒歩約15分(橋を渡るだけ。徒歩圏内)
  • 旧市街 ↔ モンテ・イゲルド:徒歩NG!(急坂で1時間以上かかります。バスが正解)
🚌 坂道も絶景スポットもこれ1枚でOK!
「どのバスに乗るか調べるのが不安」「歩き疲れたけど絶景は見たい」という方は、主要スポットを効率よく巡れる、観光用乗り降り自由バスが最も簡単で安心です。
サン・セバスチャン:乗り降り自由!観光バスチケット

空港からサン・セバスチャン市内へのアクセス

【結論】国際線ならビルバオ空港一択。直行バスの予約忘れに注意!

サン・セバスチャンへ行く際、「どちらの空港を使うべきか」は多くの旅行者が悩むポイントです。実は、現地のスペイン人も「ビルバオ空港(BIO)からバス移動」というルートをよく使います。

💡 在住者の体験談:なぜビルバオ空港がおすすめ?
私がマラガからサン・セバスチャンを訪れた際も、ビルバオ空港を経由してバスで向かいました。たまたま空港で会ったサン・セバスチャン出身の友人も、同じく「マラガからビルバオ経由」のバスルート。彼いわく「サンセバ空港に直接飛ぶより安いし、バスの接続がいいから所要時間もそこまで変わらないんだよ」とのこと。地元の人も認める、最も賢いルートと言えます。

1. ビルバオ空港 (BIO) から

日本からの国際線や、スペイン国内線(マラガ・マドリード等)からアクセスする際のメインルートです。注意点は「バスが予約制で満席になりやすい」こと。空港発の直行バス(Pesa社)は、チケットがないと1時間以上待つ場合があります。必ず出発前にOmioで確保しておきましょう。

2. サン・セバスチャン空港 (EAS) から

マドリードやバルセロナからの国内線ならこちら。市バスE21番系統が便利ですが、本数は少なめ。時間が合わない時は無理せずタクシー(約40€)を選んでください。

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2026年最新:市バス(d-bus)の支払いとボート移動

【結論】バスの支払いは「クレカのタッチ決済」で完結!現金は予備で。

2026年現在、サンセバのバスはほぼ全車両でVisa/Masterのタッチ決済が可能です。スマホのApple Pay等でもそのまま乗車できるため、小銭に困ることはありません。

また、サン・セバスチャン観光で外せないのが、湾の中央に浮かぶサンタクララ島への移動です。泳いで行くことはできないので、旧市街の港から出る専用ボートを利用します。

🏝️ 海から街を眺める特別な体験
コンチャ湾をクルーズしながら島へ渡るチケットは、当日窓口で並ぶよりも事前予約がスムーズです。特に夏場は非常に混み合います。
サン・セバスチャン:サンタクララ島への往復ボートチケット

タクシー・Uber・フランスへの日帰り

  • タクシー:ぼったくりはなく明朗会計。流しは走っていないので「タクシー乗り場」へ行きましょう。深夜の女性一人旅でも安全です。
  • Uber:台数が極めて少ないです。期待しすぎず、基本はタクシーと覚えておきましょう。
  • フランス日帰り:サン・ジャン・ド・リュズ等へはバスや私鉄で約1時間。余裕で日帰り可能です。


旅行前に解決!サン・セバスチャン交通の「よくある不安」Q&A

Q. サン・セバスチャンのバスは現金のみですか?
A. いいえ、クレジットカードのタッチ決済が主流です。スマホのApple Payなども使えます。現金も使えますが、大きなお札(20€以上)は断られることがあるため、小銭や5€札を用意しておくと安心です。

Q. 市内観光にバス乗り放題チケットは必要ですか?
A. ほとんどのスポットが徒歩圏内なので、3日程度の滞在ならその都度払いで十分です。バスに1日5回以上乗るような「遠出の日」だけ、お得な交通カードの利用を検討してください。

Q. 深夜の移動は危険ですか?女性一人でも大丈夫?
A. 街全体の治安は非常に良いですが、夜遅くに人通りのない道を一人で歩くのは避けましょう。タクシーは24時間稼働しており、料金も明朗会計です。無理せずタクシー乗り場から乗車するのが「安心・安全」のコツです。



サン・セバスチャンの交通は、この記事の内容だけ押さえれば十分です。

まとめ:サン・セバスチャン交通チートシート

  • 市内移動:基本は徒歩。モンテ・イゲルドは16番バス。
  • 空港:ビルバオ空港バスはOmioで事前予約必須。
  • 支払い:スマホかクレカのタッチ決済でOK。
  • 島への移動:港からボート。事前予約が確実。
  • 夜間:無理せずタクシー乗り場から乗車。
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