サグラダファミリアの塔は登るべき?生誕と受難の違い・所要時間・階段を徹底解説

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サグラダファミリアの塔は登るべき?生誕と受難の違い・所要時間・階段を徹底解説

こんにちは。サグラダ・ファミリアの観光チケットを選ぶ際、多くの人が迷うのが「**塔(タワー)付きチケット**」にするかどうかです。

塔に登ることでバルセロナの絶景が見られる一方、「エレベーターで昇れるの?」「降りるときは本当に階段?」「高所や閉所が苦手だけど大丈夫?」といった不安もあるでしょう。

この記事では、**生誕の門(東)**と**受難の門(西)**の塔を徹底比較し、**所要時間、階段の状況、高所恐怖症の方へのアドバイス**まで、塔に登るべきかどうかの判断基準を全て解説します。


✅ 30秒でわかる!塔に登るべきかの結論

  • **登るべき人:** バルセロナの街並みを一望したい、ガウディの装飾を間近で見たい人。
  • **避けるべき人:** 高所・閉所が苦手、膝が弱い、妊娠中の人。(下りは狭い螺旋階段必須)
  • **所要時間:** 教会内部の見学時間に**プラス約30分〜1時間**を目安。
  • **結論:** 塔なしでも感動は十分。不安があれば無理せず**音声ガイド付きチケット**を選びましょう。

目次


【徹底比較】サグラダファミリアの塔|生誕の門と受難の門どっちを選ぶ?

サグラダファミリアの塔からの景色。生誕の門と受難の門の違いを解説。

サグラダ・ファミリアには塔が複数ありますが、観光客が登れるのは主に**「生誕の門」**と**「受難の門」**にある計8つの塔のうちのいずれかです。チケット購入時にどちらか一方を選びます。

生誕の門の塔 vs 受難の門の塔

項目生誕の門の塔 (Passion Façade)受難の門の塔 (Nativity Façade)
視界・景観★★★☆☆★★★★★
装飾の近さ★★★★★★★★☆☆
方角東側(地中海側)西側(バルセロナ市街側)
おすすめ**ガウディの細部**やフルーツの装飾を間近で見たい人**アシャンプラ地区**の幾何学的な街並みを一望したい人
特徴塔と塔を結ぶ**「石の連絡橋」**を間近に見られる。最も高い場所から**街並みと工事現場**を見下ろせる。

結論:景色重視なら「受難」、細部重視なら「生誕」

もし迷うなら、**バルセロナの街並みの広大な眺望**を楽しめる**「受難の門の塔」**を選ぶ観光客が多いです。一方、よりロマンチックで古い時代のガウディの装飾を楽しめるのが「生誕の門の塔」です。


塔に登る前に知っておくべき3つのルールと所要時間

塔付きチケットを購入する前に、必ず以下の点を確認してください。

1. 所要時間:平均30分〜1時間

塔へのエレベーターは定員が決まっているため、チケットの入場時刻が来ても、**エレベーター待ちで10〜20分**ほど並ぶことがあります。昇降・見学・階段での降りを合わせると、**全体で30分〜1時間**は見ておく必要があります。

2. 昇降システム:上りはエレベーター、下りは階段

塔への**上り(昇り)**は全てエレベーターを利用します。しかし、**下り(降り)**は、例外なく**狭くて窓のない螺旋階段(約300段)**を歩いて降りる必要があります。これが、高所・閉所が苦手な方にとって最大の難関となります。

3. 荷物:持ち込み制限あり

大きなバックパックやキャリーケースは、塔に持ち込めません。入場前に荷物預かり所に預ける必要があります。手荷物は最小限にしましょう。


サグラダファミリアの塔の階段は怖い?高所・閉所が苦手な人の注意点

塔に登るのを躊躇する最大の理由、それは**下りの螺旋階段**です。

⚠️ **高所・閉所が苦手な方は要注意** ⚠️
螺旋階段は窓がほとんどなく、足元に気をつけながら狭い空間を降りるため、閉所恐怖症や高所が苦手な方には非常に負担が大きいです。膝や足腰に不安がある方も避けることを強く推奨します。

階段自体は約300段ありますが、途中で立ち止まれるスペースは限られています。特に、生誕の門側よりも**受難の門側の方が、階段がよりシンプルで直線的**だと感じる人が多いようです。

もし「景色を見たいけど、階段が不安」という場合は、**無理をせず、塔無しのチケットを選んでください。** 教会内部の美しさだけで十分、一生忘れられない感動が得られます。


塔に登らなくても満足できる理由

「塔に登らないと損をするのでは?」と心配する方もいますが、結論から言えば、**塔なしでもサグラダ・ファミリアの感動は十分すぎるほど味わえます。**

  • **ステンドグラスの光:** 内部を彩る青、緑、赤、オレンジの光は、地上階でこそ最も壮大に感じられます。
  • **森のような空間体験:** 柱が枝分かれする構造や、天井を見上げたときの空間の広がりは、内部で体感するのが本番です。
  • **地下博物館:** 塔チケットがなくても、ガウディの設計模型や歴史を学べる地下博物館には入場できます。

無理をして不安な階段を降りるよりも、内部でじっくり光と空間を堪能する方が、滞在時間の満足度が高いと感じる観光客も多いです。登らないという判断も**「正しい選択」**です。


塔から見下ろす外観の見どころポイント

塔に登る最大の魅力は、地上からは見えないガウディの造形を間近で見られることです。

  • **フルーツの装飾(生誕の門):** 生誕の門の塔からは、塔の先端を飾る色鮮やかなフルーツや植物の装飾を、ほぼ目の高さで見ることができます。
  • **バルセロナの幾何学(受難の門):** 受難の門の塔からは、バルセロナ旧市街のすぐ外側に広がる「アシャンプラ地区」の、碁盤の目状に区切られた美しい都市設計を一望できます。
  • **建築現場:** 建設中の最上部の塔や、巨大なクレーンを間近で見ることができ、サグラダ・ファミリアが「生きている建築」であることを肌で感じられます。

塔の細部や装飾を写真に収めたい方は、サグラダ・ファミリアの写真ベスト時間と撮影スポットも参考にしてください。


塔に関するよくある質問(FAQ)

Q.A.
サグラダファミリアの塔のチケットは事前予約が必要?はい、**塔付きチケットは非常に人気が高く、最も早く売り切れます。** 登ることを決めているなら、入場希望日の**1〜2ヶ月前**には予約を完了させてください。
塔のチケットは現地で変更できますか?**原則として、一度購入したチケットの日時や種類(塔の有無)の変更・キャンセルはできません。** 塔に登るかどうかは、購入前に慎重に判断しましょう。
子連れ(ベビーカー)でも登れますか?**ベビーカーは塔に持ち込めません。** また、下りの螺旋階段は子どもにとっても危険です。小さいお子様連れの方は、安全のため塔付きチケットは避けることをおすすめします。
塔からの景色はガラス越しですか?塔の最上部には展望スペースがありますが、基本的に**金網や柵越し**に見ることになります。安全対策のため、写真撮影の際は金網を避ける角度を探す必要があります。

塔に登ることはサグラダ・ファミリア観光の醍醐味の一つですが、不安要素を考慮した上で、ご自身の体調や好みに合ったチケットを選んでください。

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塔付きチケット、または塔なしの音声ガイド付きチケットは、こちらの記事で詳しく解説しています。

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