【2025年最新版】マヨルカ島アクセス・交通ガイド|空港・バス・レンタカー情報
マヨルカ島(Mallorca)は、スペイン・バレアレス諸島の中でもアクセスしやすい人気リゾート地です。日本からは直行便がないため、バルセロナやマドリードで乗り継ぎが必要ですが、国内線は便数が多く、旅の計画は立てやすいでしょう。島内には公共バス、観光列車、レンタカー、タクシーなど交通手段が豊富で、初めて訪れる旅行者でも安心して移動できます。
1. 日本からマヨルカ島への行き方
日本からパルマ・デ・マヨルカ空港(PMI)へ行くには、まずバルセロナやマドリードを経由します。そこから国内線(LCC含む)で約1時間。
おすすめ航空会社:イベリア航空、Vueling、エアヨーロッパ。
料金目安(バルセロナ発):片道30〜80ユーロ。オフシーズンでは20ユーロ以下のセール運賃も。
2. 空港からパルマ市内へのアクセス
パルマ市内への主なアクセス方法は以下の通りです。
- A1空港シャトルバス
所要時間:20〜25分
料金:片道5ユーロ
停留所:空港 → Portopí → Plaça d’Espanya(市内中心部)
運行間隔:10〜15分ごと(早朝〜深夜まで運行)
EMT公式サイト - タクシー
所要時間:約15分
料金:20〜25ユーロ(夜間は割増)。 - 送迎サービス
荷物が多い方や言語に不安がある場合は、事前予約送迎(30〜40ユーロ)が安心です。
3. 公共交通機関(バス・電車)
島内の主要都市や観光地を結ぶのはTIB(赤いバス)で、パルマ市内はEMT(青いバス)が便利です。
例:パルマ → バルデモサ(203番・約40分・4〜5ユーロ)
例:パルマ → カラ・フィゲラ(501番・約1時間半・6〜7ユーロ)
TIB公式サイトの時刻表・ルート検索はこちら
4. Intermodal Card(割引カード)
複数回バスを使うなら「Intermodal Card」が断然お得です。
購入場所:パルマのPlaça d’Espanya地下バスターミナル、主要駅の窓口。
料金体系:事前チャージ制で、現金払いより約30%割引。
注意:空港では販売していないため、市内到着後の購入が一般的。
5. 木造列車(Tren de Sóller)
観光列車として人気の木造列車は、パルマ → ソーリェル間を1時間で結びます。
料金:往復25ユーロ前後。
車窓からのオレンジ畑やトラムンタナ山脈の風景は必見。
座席指定はないため、30分前に並ぶと良い席が確保可能。
木造列車公式サイト
6. レンタカー
島を自由に巡るならレンタカーが便利です。
料金:1日40〜60ユーロ(シーズンにより変動)。
国際免許証が必要(ジュネーブ条約対応)。
駐車ルール:青枠=有料、白枠=無料、黄線=駐車禁止。
注意:オートマ車は数が少ないため、早めの予約を。
7. タクシーと配車アプリ
パルマ市内でのタクシー移動(5〜10分)は7〜10ユーロ程度。
Cabifyが利用できるエリアがあり、英語アプリでの予約が可能。
8. 交通費を節約するコツ
- 複数回のバス移動にはIntermodal Cardを活用。
- 市内中心部は徒歩で十分回れるため、徒歩とバスの併用が効率的。
- 木造列車とオレンジ色トラムは往復割引チケットを購入。
9. 注意点
- 7〜8月はレンタカーやバスが混雑するため、事前予約が必須。
- GoogleマップやTIBアプリをダウンロードしておくとルート確認がスムーズ。
- 貴重品は常に手元に置き、スリ対策を忘れない。
まとめ
マヨルカ島は、空港からのアクセスや島内の交通が整備されており、初めての旅行者でも快適に移動できます。バスや列車をうまく使えばコストを抑えつつ観光を楽しむことが可能。詳細な観光情報は マヨルカ島観光ガイド もぜひ参考にしてください。