【2025年版】情熱が街を埋め尽くす!マラガのフェリア徹底ガイド
Hola!皆さんこんにちは。今日は僕がガイド役として、スペイン屈指の夏祭り、マラガのフェリア(Feria de Málaga)についてご案内します。スペイン旅行を考えているなら、このお祭りは絶対にチェックしてほしいイベントですよ!
ちなみに、8月のスペイン全土のフェリア情報をまとめた記事もあるので、ぜひチェックしてくださいね。→
8月にスペイン旅行するなら必見!全土のフェリア日程&見どころ完全ガイド【2025】
目次
- マラガのフェリアってどんなお祭り?
- 開催時期と日程
- 昼のフェリア(フェリア・デ・ディア)
- 夜のフェリア(フェリア・デ・ノーチェ)
- 見どころ・体験ポイント
- 行き方とアクセス情報
- 参加するなら知っておきたい豆知識
- おわりに
■ マラガのフェリアってどんなお祭り?
マラガのフェリアは、毎年8月に行われるアンダルシア地方最大級の夏祭りです。正式には「Feria de Agosto」と呼ばれ、その起源は1487年、マラガがカトリック両王に再征服されたことを祝った歴史に遡ります。つまり、単なるお祭りではなく、歴史の節目を祝う由緒ある行事なんです。
でも堅苦しさは一切なし!実際には音楽、踊り、美味しいお酒やタパスで、街中が笑顔と熱気に包まれます。まさに「マラガの魂が一番燃える瞬間」と言っても過言ではありません。
■ 開催時期と日程
2025年は8月15日(金)〜23日(土)の開催が予定されています。期間中は毎日昼も夜もイベントがぎっしり。昼は旧市街が舞台、夜は郊外のフェリア会場へと舞台が移ります。
初日の夜には、盛大な花火がマラガの夜空を彩り、お祭りの開幕を告げます。この花火は地元の人も「絶対に見逃せない!」という人気イベントです。
■ 昼のフェリア(フェリア・デ・ディア)
昼間はマラガの旧市街が「フェリア・デ・ディア」の会場に変身します。通りごとにステージが設けられ、セビジャーナス(フラメンコ調の踊り)や音楽ライブが繰り広げられます。
ここで絶対試してほしいのが、冷えた「ビノ・デ・マラガ(マラガワイン)」や、地元のタパス。暑い日差しの中、みんなで立ち飲みしてワイワイ踊る光景は、マラガならではの風景です。
ちなみに「フェリアだから値段が高いんじゃ?」と心配する方も多いですが、ビールやドリンクは普段のバルと同じくらいの価格で安心です。地元の人も気軽に通うので、観光客も遠慮なく飛び込んでくださいね!
■ 夜のフェリア(フェリア・デ・ノーチェ)
夕方以降になると、会場は郊外の「フェリア会場」に移ります。ここには無数のカセタ(仮設パビリオン)が並び、それぞれがバーやレストラン、ダンスホールの役割を果たしています。
フラメンコやルンバの生演奏に合わせて踊り続ける人々。年齢も関係なし!小さな子どもからお年寄りまで、みんなで踊り続ける様子は本当に圧巻です。
さらに郊外のフェリア会場には、大規模な遊園地エリアも併設されています。絶叫マシンや観覧車、屋台ゲーム、子ども向けの乗り物まであり、家族連れにも大人気!夜空のイルミネーションに輝く遊園地は、昼のフェリアとはまた違う顔を見せてくれます。
そして大事なポイント!この郊外のフェリア会場は、夜通し営業で朝まで賑わうのが普通なんです。朝5時や6時頃まで踊り続ける人もたくさんいます。
ただし、体力的に厳しい方や、夜遅くに帰りたい方もいますよね。そんな時のために:
- 市内中心部へ戻る深夜バスが運行(例年、30分〜1時間に1本程度)
- タクシー乗り場もフェリア会場に複数設置
- タクシー料金は深夜料金込みで10〜15ユーロ程度(中心部まで)
混雑する時間帯もありますが、安心して帰れるのでご安心を!
■ 見どころ・体験ポイント
- 初日の花火ショー
マラガ湾を背景に打ち上がる花火は圧巻。初日の夜は絶対に予定を空けておきましょう。 - 伝統衣装を楽しむ
マラガのフェリアでは、女性は華やかなフラメンコドレス、男性はアンダルシア伝統の衣装で参加する人も多数。衣装レンタルもあるので、挑戦してみるのも楽しいですよ! - ローカルグルメ
フェリア期間中は、街中がタパス天国。サルモレホ(トマトの冷製スープ)やピキージョ(小ぶりのピーマンの詰め物)など、地元料理をぜひ味わってください。 - カセタ巡り
夜のフェリア会場で、いろんなカセタをはしごするのも醍醐味。カセタによって流れる音楽のジャンルも違うので、お気に入りを探すのも楽しいです。 - 遊園地エリア
絶叫系アトラクションや観覧車など、本格的な遊園地が郊外会場に登場!フェリアならではの非日常を体験できます。
マラガ観光全般も興味があればこちらも参考にどうぞ→
マラガ観光スポット【2025年版】
■ 行き方とアクセス情報
マラガ空港から市内中心部までは電車(Cercanías)で約15分。旧市街までは徒歩圏内なので昼のフェリアに参加するならアクセス抜群です。
夜のフェリア会場へは、市内から専用バスが頻発しているので安心です。さらに深夜バスも運行しており、飲みすぎても安心して帰れるのが嬉しいところ。
会場周辺にはタクシー乗り場も整備されていますが、深夜や早朝はやや混雑することがあるので、早めの移動をおすすめします。
さらに詳しい交通情報は、スペイン政府観光局の公式サイトも参考になります。
■ 参加するなら知っておきたい豆知識
- 昼間のフェリアは立ち飲み文化。カウンターに突っ立って飲むのが普通です。
- フラメンコドレスはレンタルOK。ただしサイズが少ないので早めの予約がおすすめ。
- 夜のカセタは無料で入れるものと、会員専用があるので入口でチェックを。
- ビールやドリンクは普段のバルとほぼ同じ価格で安心。
- 郊外会場は朝まで営業しているが、深夜バスやタクシーで市内へ帰れるので安心。
- 夜はスリに注意。特に人混みではカバンを前に抱えるのがおすすめです。
■ おわりに
マラガのフェリアは、歴史、文化、音楽、そして人々の笑顔が全て詰まったお祭りです。大規模なイベントですが、どこか家族的で、初めての人でも温かく迎えてくれるのがマラガらしいところ。
もし「スペイン旅行はどの時期がいいかな?」と迷っているなら、ぜひフェリアの時期を狙ってみてください!きっと、一生忘れられない旅になるはずです。