【2025年版】スペインワーホリビザの申請方法と必要書類|カナダ・ドイツ経験者が語る注意点とリアル体験
スペインでワーキングホリデーを考えているあなたへ。この記事では、2025年最新のビザ申請方法と必要書類を、これまでカナダ・ドイツ・ノルウェーでワーホリを経験してきた私の視点からわかりやすくまとめます。
スペインのワーホリ申請は他国に比べて書類も少なく「簡単」と感じる部分もありましたが、レスポンスの遅さや問い合わせの不便さなど、独特の苦労もあります。
この記事では、申請ステップから注意点までをリアルな体験を交えてご紹介します。
スペインのワーキングホリデービザとは?
- 日本人がスペインに最長1年間滞在し、就労・観光・語学学習ができる制度
- 年齢制限:18歳〜30歳まで
- 年間定員制(例年100名)だが、比較的申請しやすい
- 必要書類が少なく、他国より「シンプル」に感じた(筆者体験)
スペインワーホリ申請に必要な書類一覧(2025年版)
書類名 | 内容・ポイント |
---|---|
査証申請書 | スペイン大使館の公式ページからダウンロード。写真(4.5×3.5cm)貼付 |
NIE申請書(EX-15)+790-012 | スペイン内務省のサイトからダウンロード可能。支払い証明書を添付 |
パスポート | 有効期限が滞在期間をカバーし、余白2ページ以上必要 |
住民票 | 直近90日以内に発行されたもの |
航空券予約証明 | 往復または往路+帰国分の資金証明でもOK |
資金証明(残高証明書など) | 約1,600ユーロ以上推奨(通帳コピー可) |
健康診断書 | 大使館指定の簡易フォーマットでOK(詳細は後述) |
宣誓書(Declaración jurada) | 自筆サイン必要。スペイン語での提出 |
ポイント:他国(例:カナダ・ドイツ)では必要だった無犯罪証明書や詳細な健康診断は不要でした。
申請の流れとスケジュール
- 必要書類をすべて準備(約1〜2ヶ月前が目安)
- スペイン大使館(東京)で申請予約を取る(予約枠は少なめ)
- 指定日に申請書類を提出(窓口または郵送)
- 2〜4週間で審査結果が届き、パスポート返却
申請は出発の90日前から受付可能。余裕を持った準備が大切です。
私の体験談|他国と比べて簡単だったが、想定外の落とし穴も
私はこれまでカナダ・ドイツ・ノルウェーでワーキングホリデーを経験し、自分で全て申請してきました。
それらの国と比べると、スペインのビザ申請は驚くほど簡単でした。必要書類も少なく、健康診断も「これで大丈夫なの?」と思うほどシンプルなフォーマット。最初は「拍子抜け」するほど簡単に感じました。
ただ、一番苦労したのは問い合わせ対応の遅さです。
- 健康診断書の内容が簡単すぎて不安になり、大使館に確認したかったのですが…
- 電話は何度かけてもまったくつながらず
- メールの返信も非常に遅く、3週間以上かかったことも
書類の難易度自体は低いですが、「確認できない不安」が一番のハードルでした。
申請前に知っておきたい注意点
- 問い合わせは早めに&しつこく送ることが大事
電話は通じにくいため、メールは日本語と英語の両方で送るのがベター - 住民票の有効期限に注意(発行から90日以内)
- 健康診断書は「病院印」と「医師サイン」があればOK。内容が簡素でも問題なし
まとめ|スペインワーホリは“シンプルだけど油断禁物”
スペインのワーキングホリデービザは、書類の少なさから見ても比較的取りやすいビザの一つです。
でも、申請プロセスの中で感じた問い合わせの不便さや不安への対応の難しさは、他国と比べて目立ちました。
私のように複数の国でのワーホリを経験している人にとっては「拍子抜けするほど簡単」に感じるかもしれませんが、これが初めての海外生活という方にとっては、しっかりとした事前準備が不可欠です。
焦らず、丁寧に。スペインでの1年が素晴らしい経験になりますように。
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