【2026年最新】ミハス観光完全ガイド｜マラガからの行き方・3時間モデルコース・治安を在住者が徹底解説

       
       

この記事を書いた人

       

ケイ@アンダルシア在住者｜アンダルシアトラベルデスク

       

バックパッカーで43カ国を旅し、スペインではミシュラン一つ星レストランでスーシェフをしていました。現在はアンダルシアで日本人旅行者の「安心・安全な旅」をサポートしています。

       

この記事では「ミハス観光スポットはどこ？」「マラガからミハスへの行き方は？」「**ミハス 治安**は大丈夫？」と不安な方の悩みを、在住者目線でわかりやすく解説します。

   

アンダルシア地方の白い街の中でも、特にアクセスが良く観光客に人気の場所、それが**ミハス・プエブロ**です。青い空と地中海を背景に、真っ白な家々が建ち並ぶ風景はまさに絶景です。

【初めての方へ】ミハス観光の基本情報｜治安・アクセス・所要時間まとめ

**ミハス観光**は、事前にアクセスや**治安**の情報を把握しておくと安心感が段違いです。旅行**初心者**向けに、白い街の基本情報をまとめました。

ミハスは治安がいい？在住者が解説するリアルな注意点

ミハスの治安は、アンダルシアでもトップクラスに良いです。

住民が温厚で、犯罪の報告は非常に少ないです。しかし、在住者として、一点だけ注意喚起したいことがあります。それは**「ロバタクシー広場周辺」**です。

   

**【在住者のリアル体験談】**

   

観光客が多いロバタクシー広場や、バス停では、物売りの人たちや客引きが集中しがちです。特に団体客がバスで到着する時間は、スリ集団ではないものの、荷物から目を離さないように注意してください。白い街の静かな路地裏まで行けば、全く心配はいりません。

基本的なスペイン全土の治安対策については、こちらの記事で元料理長が詳しく解説しています。

   
• 【2025年最新】スペイン治安情報｜現地在住元料理長が教える「スリ・詐欺の手口と撃退法」徹底解説

マラガ・フエンヒローラからミハスへの**行き方**（タクシー/電車＋バスを比較）

**マラガからミハス**へ行くためのアクセス方法は、旅のスタイルと予算によって選択肢が分かれます。在住者として**旅行初心者**に最もおすすめなのは、**タクシーまたはUber**の利用です。

【最速・安心】タクシー・Uberでの行き方

   
• **所要時間：** マラガ市内中心部から**約30分**（渋滞なしの場合）

   

• **料金目安：** **約30€〜40€**

   

• **メリット：** 乗り換えなしで、ミハス中心部のバス停前まで直行できます。複数人での移動や荷物が多い場合に最適です。

   

• **おすすめ度：** **★★★★★（一番おすすめ）**

乗り間違いの不安がなく、所要時間も短いため、ミハス観光の時間を最大限確保したい旅行者には、タクシーの手配が最も失敗しません。

【経済的】電車＋バスでの行き方

予算を抑えたい場合は、電車とバスを乗り継ぐ方法が主流です。

   
1. **マラガ市内からフエンヒローラへ：** マラガ空港/市内中心部のマリア・ザンブラーノ駅（Malaga Centro Alameda駅）から**Cercanías C1線**（近郊鉄道）に乗り、終点**フエンヒローラ駅**で下車。（所要時間：約45分 / 料金：約3€）

   

2. **フエンヒローラからミハスへ：** フエンヒローラ駅前にあるバスターミナルから**M-127**のバスに乗り換えます。（所要時間：**約20分** / 料金：約1.5€）

**合計所要時間：** 約1時間半（乗り換え含む）

乗り換えのコツ：C1線の終点フエンヒローラ駅を出たら、すぐ左手にバスターミナルが見えます。迷うことなくバスに乗れるので安心してください。電車（45分）だけではミハスには到着しない点にご注意ください。

マラガとミハスをセットで観光するなら、こちらの記事も参考にしてください。

   
• 【現地在住者ガイド】マラガ観光完全版！ピカソ・絶景・グルメを楽しむおすすめスポット7選

【厳選9選】ミハス観光スポット完全攻略｜絶景・写真映え・歴史の周り方 

**ミハス観光スポット**の中でも、特に人気の高い9ヶ所を、効率的な**モデルコース**に沿ってご紹介します。**所要時間**の目安も参考に、あなたの旅の計画を立ててください。

① 写真映えNo.1：サン・セバスティアン通り（Calle San Sebastián）

白い壁に青い植木鉢が飾られた、**白い街**のイメージを体現した通りです。ここはまさに最高の**写真映えスポット**。

   
• **所要時間：** 15〜20分（写真撮影込み）

   

• **観光の深掘り（豆知識）：** この通りの風景は、観光ポスターやパンフレットの表紙を飾ることが多く、ミハスで最も有名な撮影ポイントです。実は、住民たちはミハスの景観を保つために、自治体から植木鉢の補助金を受けており、この美しい景観は住民の努力によって維持されています。観光客が少ない**朝9時台**に訪問すれば、通りを独占して完璧な写真を撮ることができます。

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② 崖の上の絶景スポット：聖母の岩窟礼拝堂（Ermita de la Virgen de la Peña）

17世紀に岩を掘って造られた珍しい礼拝堂で、**ミハス観光**の歴史を感じる場所です。

   
• **所要時間：** 20〜30分

   

• **観光の深掘り（豆知識）：** 伝説によると、この洞窟内でミハスの守護聖人である「岩窟の聖母（Virgen de la Peña）」像が発見されたとされています。礼拝堂の横にある展望スペースからは、フエンヒローラや地中海を一望でき、天気の良い日には遠くアフリカ大陸を望むこともあります。礼拝堂の内部は岩肌がそのまま残されており、神秘的な雰囲気を感じられます。

   

• **入場料：** 無料

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③ ミハスの象徴：ロバタクシー広場（Burro Taxi / Parada de Burro Taxi）

**ロバタクシー**の発着点となっている広場です。ミハスの観光の中心地であり、バス停や観光局も近くにあります。

   
• **所要時間：** 10分（写真撮影） / 乗車約20分

   

• **観光の深掘り（豆知識）：** ロバタクシーは1950年代に、ミハスを訪れる観光客が農作業を終えたロバに乗せてほしいと頼んだのが始まりとされています。現在は動物愛護の観点から賛否両論がありますが、ミハスを象徴する観光サービスとなっています。広場周辺には、ロバをモチーフにした可愛らしいお土産屋さんが集中しています。

   

• **ロバタクシー 料金：** 乗車約15€

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④ 歴史を感じる：楕円形のミハス闘牛場と博物館（Plaza de Toros de Mijas）

スペイン国内でも非常に珍しい**楕円形**の形状をした闘牛場です。

   
• **所要時間：** 30〜40分

   

• **観光の深掘り（豆知識）：** 1900年代初頭に建設されたこの闘牛場は、通常円形であるスペインの闘牛場の中で、数少ない楕円形の設計が大きな特徴です。現在は闘牛は行われておらず、闘牛の歴史や衣装、文化を学べる博物館として公開されています。特に楕円形のアリーナに降りて写真を撮ると、その珍しさがよくわかります。

   

• **入場料：** 約4€

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⑤ 最高のビューポイント：ミハス展望台（Mirador de Mijas / Muralla Gardens）

旧城壁跡に作られた美しい庭園（Muralla Gardens）内にある展望台です。ミハスで最も高い場所の一つで、最高のパノラマビューを楽しめます。

   
• **所要時間：** 30分（庭園散策込み）

   

• **観光の深掘り（豆知識）：** 展望台の周りには、色とりどりの花が咲き誇る美しい**城壁庭園**が広がっており、散歩するだけでも癒されます。地中海（コスタ・デル・ソル）の海岸線はもちろん、晴れた日にはジブラルタル海峡を挟んで北アフリカの山々まで見渡せます。日差しが強い時間帯でも、庭園内の木陰で涼みながら景色を堪能できる、**ミハス観光**の休憩に最適な場所です。

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⑥ 街歩きの休憩スポット：憲法広場（Plaza de la Constitución）

**憲法広場**は、ミハスの街歩きの中で最も活気のある中心広場です。

   
• **観光の深掘り（豆知識）：** 伝統的な噴水と石畳が美しい広場には、手作りの陶器や革製品を扱う小さなお土産屋や、地元のバルが軒を連ねています。特に広場に面したタパスバーで、マラガ名物の「フリットゥーラ（魚介のフライ）」を試しながら、ひと息つくのがおすすめです。夏場は街路樹の葉が広がり、日差しを避けることができる貴重な休憩スポットとなります。

⑦ 芸術鑑賞：ろう人形博物館（Museo de Miniaturas / Carromato de Mijas）

スペインのアーティスト、カルボ・ホヤ氏が集めた、風変わりなコレクションが展示されているミニチュア博物館です。

   
• **観光の深掘り（豆知識）：** 博物館の正式名称は「ミハスの馬車（Carromato de Mijas）」とも呼ばれ、普通のろう人形だけでなく、ピンの頭に書かれた「主の祈り」や、マッチ箱の中に収まったラストエンペラーの肖像画など、驚くほど精巧なミニチュア作品が多数展示されています。外の暑い日差しから逃れて、短時間で楽しめるユニークな屋内スポットとして利用できます。

   

• **入場料：** 約3€

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⑧ 最新情報入手：ミハス観光局（Oficina de Turismo de Mijas）

ミハス観光のスタート地点となる、非常に重要な情報拠点です。

   
• **観光の深掘り（豆知識）：** ロバタクシー広場やバス停からすぐの便利な場所にあり、最新のイベント情報、バスの時刻表、そして無料の地図を常に入手できます。特に**旅行初心者**の方は、まずここで地図とパンフレットを受け取り、スタッフに「今日のフラメンコはどこでやっているか？」など、その日の最新情報を尋ねるのが賢明な旅の進め方です。スタッフは英語対応も可能です。

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⑨ アンダルシアの醍醐味：フラメンコ・タブラオ（Espectáculo Flamenco）

**ミハス**では、伝統的な**白い街**の風景の中で、フラメンコを体験できるチャンスがあります。

   
• **観光の深掘り（豆知識）：** ミハスで開催されるフラメンコは、セビリアやグラナダの有料タブラオとは異なり、主に**無料の屋外パフォーマンス**として提供されます（開催場所は主に観光局近くの広場）。地元の文化に触れる貴重な機会であり、旅の途中で偶然見かけたらラッキーです。本格的な有料ショーではないため、よりカジュアルに、アンダルシアの情熱的な文化を感じることができます。開催日時は季節によって変動するため、必ず**観光局で最新情報**を確認しましょう。

ミハス観光モデルコースと所要時間｜失敗しない周り方

ミハス 所要時間は、スポットを厳選すれば3時間、ランチを含めても半日で十分です。
坂の多い街だからこそ、効率の良いモデルコースで体力温存しましょう。

3時間で回る！白い街ミハス半日凝縮ルート

初心者が迷わないための観光のコツと時間配分

**ミハス観光**は急な坂道が多いのが難点です。**失敗しないコツ**は、行きは「絶景スポット（上）」から、帰りは「街歩き（下）」で進むルートを選ぶことです。

   

**結論：****3〜4時間**あれば主要な**観光スポット**はすべて回れます。時間をかけすぎず、サクッと回って次の観光地（マラガやフエンヒローラ）へ移動するのが賢い**周り方**です。

迷子になりやすいと感じたら、迷わず観光局で無料地図を入手しましょう。特に**旅行初心者**の方は、地図で現在地を確認しながら進むと安心です。

在住者が教えるミハス観光のベストシーズンと**夏の暑さ対策**

**アンダルシア**は夏が非常に暑いです。**ミハス**は標高が高いため、夏でも多少は涼しいと思われがちですが、日差しは強烈です。**夏場の注意点**を知っておきましょう。

夏のミハスは危険！**熱中症対策**と午後の過ごし方（カフェ休憩）

【在住者のリアルな体感】7月・8月のミハスは、午前11時を過ぎると気温が35℃を超え、日陰がない場所は非常に危険です。特に体力の消耗が激しい**旅行初心者**は注意が必要です。

   
• **最重要対策：** 午前中に観光を終える（13時までにランチに入る）

   

• **夏の必須アイテム：** 日傘、サングラス、ミネラルウォーター（凍らせて持っていくのがおすすめ）

   

• **午後の過ごし方：** 暑い時間帯は、憲法広場周辺のテラス席ではなく、屋根のあるカフェや博物館で涼みましょう。

季節別のおすすめの服装と混雑情報

**白い街**は写真映えしますが、路面からの照り返しが強いです。服装は、**歩きやすいスニーカー**と、夏は通気性の良いワンピースなどがおすすめです。朝晩は冷え込むため、特に秋〜冬にかけては薄手の羽織が必要です。

ミハス旅行のお役立ち情報（ホテル・ツアー・カード）

まとめ：白い街ミハスで憧れのアンダルシア旅行を

**白い村 アンダルシア**の中でも、ミハスはアクセスの良さと景観の美しさから、**旅行初心者**に最適な場所です。この記事で紹介した**ミハス観光スポット**の**モデルコース**と**周り方**を参考に、**失敗しない**旅を実現してください。